「オカヤドカリを飼育するのに適した水槽がわからない」
オカヤドカリを飼育するにはまず飼育容器がないことに始まりません。とは言ってもプラスチックのものやガラスのもの、虫かごや水槽など飼育容器にも色々な種類がありますよね。サイズなんかも様々です。本記事を読んで、オカヤドカリの飼育に適した飼育容器を用意してあげましょう。また、飼育容器に関する注意点なんかも併せてお伝えしますので参考にしてみてくださいね。
個体の数・大きさに合わせてサイズを選ぶ
飼育するオカヤドカリの数や個体の大きさに合わせて飼育容器のサイズを選びましょう。
小さい個体の場合なら以下を目安にするといい。
- 〜3匹:45cm × 30cmの水槽
- 4.5匹:60cm × 30cmの水槽
- 5匹〜:120cm × 45cmの水槽
小さい容器での過密飼育になってしまうと脱皮不全などの原因となるのでサイズ選びは注意しましょう。
ちなみに大きい分には越したことがないですが、その分手入れが大変になるので気をつけてくださいね。
脱走を防ぐために蓋を用意する
オカヤドカリは脱走名人と呼ばれるくらい登ることが得意です。
我が家のヤドカリも何度か水槽をよじ登ろうとしている様子がよくみられます。
必ず脱走防止のため蓋を用意しましょう。蓋付きの水槽を購入するか、自分で蓋を準備します。
ヤドカリは力持ちなので、固定性の弱いものは持ち上げてしまうこともあります。ロックのないものは重しを用意しましょう。
ガラス素材の容器を選ぶ
飼育容器の素材は色々なものがあります。
アクリル製、プラスチック製、ガラス製など様々です。
オススメはガラス製のもので、爪やハサミなどで容器が傷付いてしまうのを防止します。
しかし、他よりも高値なのがネック。
他の容器でも問題なく飼育はできるので、ご自身の財布と相談してみるといいですね。
バックスクリーンを使う
オカヤドカリは透明なガラス面と認識できないので、ぶつかってしまったりしてストレスの原因となってしまいます。
前面以外の3面をバックスクリーンなどで覆うようにしましょう。
配置に注意
意外とやってしまいがちですが、直射日光へは当たらないように配置しましょう。
オカヤドカリには日光浴は不要です。
また急激な温度変化をもたらし、最悪の場合死んでしまうこともあるので注意しましょう。
また、オカヤドカリは臆病で神経質な生き物です。
人が通り人陰が生じると、驚いてしまい殻に身を潜めてしまいます。
頻回に驚かしてしまうとストレスの原因となるので、できれば隅の方へ配置してあげるといいですね。
まとめ
飼育する上でマストアイテムである飼育容器。
購入する際は飼育する数に合わせてサイズを選択するようにしましょう。
素材に関しても私個人としてはガラス製のものがオススメです。
適切な環境を用意して、オカヤドカリに快適な暮らしをさせてあげてくださいね。