オカヤドカリ

【オカヤドカリの飼育方法〜脱皮〜】前兆・失敗させない方法・注意点など

オカヤドカリは最近ペットとして人気急上昇の生き物です。そして、他の生き物と同様脱皮をして成長していきます。脱皮についてある程度知っておくことで、飼育で困ることはだいぶ減ると思います。本記事ではオカヤドカリの脱皮について、脱皮を成功しやすくするために必要なことをお伝えします。

オカヤドカリは脱皮する生き物

オカヤドカリは脱皮を繰り返し成長する生き物です。小さい個体では月に1回、大きい個体は年に2〜3回程度脱皮をするそうです。

脱皮は砂の中ですることが大半で、1ヶ月以上の時間をかけて行います。

抜け殻は自身の栄養にするために自分で食べますので、取り除かずにそのままにしてあげてください。

脱皮の前兆は?

オカヤドカリが脱皮するときには何らかの前兆がある時が多いです。具体的には

  • 水場で給水していることが多い
  • 砂に潜る回数が増える
  • あまり動き回らなくなる

などです。いつもと様子が違う際には「もうすぐ脱皮するのかな?」って思ってもいいでしょう。

床砂の環境を整える

脱皮は砂の中で行われることが大半です。安心して脱皮をしてもらうには床砂の環境を整えることが重要です。

床砂の深さは少なくとも10cm以上、できれば15cm以上にするようにしましょう。

あと、潜りやすくするために、適度に床砂を湿らせておくことも大事です。

絶対に掘り起こさない

「あまり見かけないなぁ」「ヤドカリどこいった?」と思ったら、オカヤドカリは脱皮しているかもしれません。所在が気になる気持ちは非常に分かりますが、絶対に掘り起こさないようにしましょう。ストレスがもとで脱皮の失敗につながります。

脱皮の期間は1ヶ月近くかかります。大きめの個体では3ヶ月以上かかることも。気長に待つようにしましょう。

過密飼育は脱皮不全のもと

小さい容器に多くのオカヤドカリを飼育すると、脱皮が困難になってしまいます。脱皮中のオカヤドカリを他の個体が刺激する可能性が高まるからです。

過密飼育はなるべく控えましょう。個体のサイズにもよりますが5匹の飼育では、60cm規格の水槽が必要です。飼育する個体の数、サイズに合わせて飼育容器を選ぶようにしましょう。

脱皮に失敗すると

脱皮に失敗してしまうと最悪の場合、死んでしまうこともあります。

また、ハサミや足が変な形になってしまい、環境に適応できなくなることもあります。我が家のオカヤドカリは、脱皮不全で片足が取れた状態の時もありました…

生きていれば、再度脱皮した際にもとに戻るので、次の脱皮で失敗しないようにしてあげましょう。飼育環境を見直すことが大事です。

まとめ

オカヤドカリにとって脱皮は成長に欠かせないものです。しかし、失敗してしまうと最悪の事態になってしまうことも。不適切な環境は脱皮失敗の原因となるので、飼育環境を見直してみましょう。過密飼育はNGですよー。オカヤドカリは長寿な生き物なので、長く一緒にいるためにも脱皮不全を起こさないようにしてあげましょう。

ABOUT ME
湘南まんぼう
2022年5月とある温泉をきっかけにサウナにハマる。趣味はサウナ巡り。行ったことのあるサウナの感想や体験記を発信。神奈川県在住。筋トレ・読書・邦ロックも大好き。

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