どのペットでもそうですが、飼育する上で餌を用意する必要があります。でも初めて飼い始める人にとっては何をあげていいか分からないですよね。私は飼い始めるまで魚や海藻しか食べないと思ってましたが、実はそうではないんです。本記事を読むことでオカヤドカリを飼育する上で「餌」についての必要な知識が分かりますよ〜。
基本的になんでも食べる
結論からいってしまうとオカヤドカリは「何でも」食べます。自然界におけるオカヤドカリは「海の掃除屋」と呼ばれており、魚の死骸や海藻、草木などを食べて生活しています。
餌として用意するものは基本的に何でもOKです。野菜や果物、肉や魚など色々と与えてみましょう。
ものすごい少食
餌をあげても「あれ、食べなかったのかな?」と思うこともありますが、よく見るとごく小さな食べた痕跡があったりします。
オカヤドカリはものすごく少食な生き物なので、餌をあげるときはほんの少しでも十分なことが多いです。
どれだけ食べたかを観察し、与える量を調整するといいですね。
色々な食材を与える
オカヤドカリも生き物なので色々な栄養が必要になるようです。また、同じものだけを与え続けると他の食材には手をつけなくなる、といった話も聞いたことがあります。
固定のものだけでなく、日替わりに色々な食べ物を用意するといいですね。
オカヤドカリ用のゼリーなどは不足しがちなミネラルを補給してくれます。時々与えてみるのもいいでしょう。
個体によって好みが違う
人間と同じようにオカヤドカリにも食の嗜好性があるようです。あるものはめちゃくちゃ食べるけど、あるものには全く手をつけない、なんてことはザラにあります。
我が家のヤドカリもかりんとうが好きなものがいれば、リンゴに食いつくものもいます。飼育しているヤドカリの色の好みを観察するのも楽しいですよ。
ポップコーンが大好物
ファンの間では有名ですが、ポップコーンが大好物です。与えるとものすごい集まってくることもあります。
あまりオカヤドカリの食事シーンをみたことがない人はポップコーンを試してみるといいでしょう。
食べ残しは放置しない
「まだ餌は残っているし。」といって食べ物を放置しないようにしましょう。
オカヤドカリの飼育環境は高温・多湿なので食材は腐敗しやすいです。匂いや不潔のもとになりオカヤドカリにストレスを与えしまうことにも。
できれば毎日、少なくとも2〜3日に1回は取り替えましょう。
餌入れは重たいものを
小さい個体だけなら、瓶の蓋や二枚貝を餌入れにしてみてもいいでしょう。
しかし、ある程度成長した個体を飼育する際は、重ための餌入れを使用することをオススメします。オカヤドカリは力持ちなので餌入れをひっくり返してしまうこともあります。
爬虫類用の餌入れなどはある程度の重量もあるのでいいかもしれません。
食事シーンが可愛い
個人的にオカヤドカリの食事シーンは癒しポイントです。
器用にハサミを使って口に運ぶ様子はめちゃくちゃ可愛いです。ナッツなどの硬い食べ物も、上手に小さいサイズへカットして食べます。
オカヤドカリの食事を見ているだけで1日のストレスが吹き飛びます(笑)
まとめ
オカヤドカリは「海の掃除屋」なので基本的に何でも食べます。栄養や嗜好が偏らないように色々なものをあげましょう。少食なので量を調節してあげてください。食事シーンは癒しポイントなのでぜひ観察してみてくださいね。