勉強は「努力の方向さえ間違わなければ」、かけた時間を裏切らない、「コストパフォーマンス最強の遊び」なのです
東大医学部在学中に司法試験も一発合格した僕のやっているシンプルな勉強法(著)河野玄人
こんにちは、ころねです。学生時代は勉強が大嫌いでした。みなさんは勉強をしていますか?学生の人はやらざるを得ないですが、社会人で日々研鑽に勤めてる人は少ないかもしれませんね。本日のテーマは「効率的な勉強」です。本記事はこんな方におすすめ。
- 勉強してもなかなか覚えられない
- そもそも勉強する意欲が湧かない
早速、本記事の結論から。
勉強によって得た思考力は一生もの。その勉強を効率的にするためにモチベーションを維持し、逆算勉強法を実践する。
▼本記事の主な参考書籍
本記事は「東大医学部在学中に司法試験も一発合格した僕のやっているシンプルな勉強法(著)河野玄人」を参考にしています。著者の河野玄人さんはタイトルの通り「頭がいい」だけでなく、あのジュノンボーイに選出されており、まさに「才色兼備」な方。羨ましい。そんな河野さんの勉強法が記されているだけでなく、勉強する意義についても本書で語っています。
モチベーションで勉強は効率的になる
「いい勉強」のために必要なものは何か?それは「モチベーション」です。やる気がなければそもそも勉強できない上、たとえ着手しても集中できませんよね。逆にモチベがあれば集中して勉強できるだけでなく、記憶力・理解力upにも繋がります。モチベーションにより脳がその情報を「重要なこと」として認識するからです。
適切な目標設定しモチベーションを維持する
だれのモチベーションにも上限はないのだ
LIMITLESS 超加速学習―人生を変える「学び方」の授業(著)ジム・クウィック
効率的な勉強に必要なモチベーション。そのモチベーションは「適切な目標設定」をすることで維持することができます。目標は何かを行うときの原動力になります。また、行動を起こしていても目的・目標があれば「何でこんな事してるんだろう?」といった事態も防ぐことができます。
SMARTの法則
適切な目標設定の方法として、George T. Doranによる「SMARTの法則」というものがあります。
- S:Specfic(具体的)
- M:Mearsurable(計測可能な)
- A:Achievable(達成可能な)
- R:Relevant(関連性)
- T:Time-bound(期限が明確)
を略してSMART、これらに倣い目標を立てるということ。自分なりに言い換えると「具体的かつ現実的で締切がある」って感じですかね。モチベーションを高めるためにも「SMARTの法則」に基づいて目標を立ててみてはいかがでしょうか?
モチベーションを高めるには成功体験を積む
モチベーションを高めるためのコツ、それは「成功体験を積む」ことです。成功体験を重ねることで自己肯定感は高まり、やる気upにつながります。
勉強における成功体験を積む方法は「適切な難易度」で学習すること。例えば参考書にも様々な難易度のものがあります。背伸びして「カッコいい分厚い本」を選んで挫折しては元も子もないですよね。また、極論ですが、高校生が小学生向け問題集を問いても、何も身につかないです。適切な難易度、それはちょっと苦労して、終えたときに達成感を感じるくらいだと思います。
集中力を妨げるのは「不毛タスク」と「難易度エラー」。程よい難易度をこなし、達成感を感じることでモチベーションは育まれていきます。
モチベーションは勉強の質を高めるには不可欠な存在。「適切な目標を設定する」「成功体験を積む」ことでモチベーションは維持できる。
効率的な勉強法”3選”
では実際にはどのように勉強をすれば良いか?ここでは3つほどお伝えしようと思います。
逆算勉強法でタスクを明確にする
勉強の効率を高める方法に「逆算勉強法」があります。逆算思考法とは「ゴール」を設定し、そのために必要なことを挙げ、それを実践していく方法です。例えば、ゴールを「資格の取得」としたとすると、そのために必要なことは「教科書を読み終える」「予想問題集を解く」「模擬試験で合格点以上とる」などが考えられます。このようにゴールの到達に必要なことを、期限をきめて実践していく、これが逆算思考法です。
このメリットは「無駄を省けること」です。「やるべきこと」があらかじめ分かっているので、「やらないでいいこと」をしないで済むから。その日の集中力やゴールまでの期限は有限です。限られた時間や労力で成果を出す必要がある、そのために必要なのが「逆算勉強法」です。何かを学ぶ前には、ゴールを設定して、そのために必要なことを把握するようにしましょう。
コントロール感をもって休憩する
本当に効果的な休憩は攻めの姿勢を持っています
不老長寿メソッド 死ぬまで若いは武器になる(著)鈴木 祐
勉強を効率化するには「休憩」も重要になります。1日の集中力は有限だから。その休憩を効果的にするために必要なことが「コントロール感」です。YouTubeやTV、Netflixなどをだらだら見るのは「受け身の休憩」でコントロール感は得られません。「新しいスキルの学習」「瞑想」「人との交流」など「自発的な休憩」をすることが休憩の質を高めます。
「時間がない問題」には隙間時間
隙間時間を有効に活用することで勉強効率も高まっていきます。それは勉強時間を十分に確保できるからです。通勤電車、昼休み、トイレ、待ち合わせなど、大抵の人には隙間時間がいくつかあると思います。通勤時間が30分でも往復で1時間も時間を確保できます。
また隙間時間での勉強は「締切効果」「デッドライン効果」も期待できます。試験直前の集中力、記憶力ヤバいですよね?目前に迫った「期限」の前で、人は生産性を爆上げすることができます。「限られた時間のなかでやらなければならない」その環境下が極力無駄を省こうとするからです。
学習効率を高めるには「隙間時間」を使うことが有効です。隙間時間だけでも1日通算すれば十分な時間を確保でき、「締切効果」が期待できるから。
勉強法をまとめると
- 逆算勉強法:無駄が省け効率的に勉強できる
- コントロール感をもった休憩:限られた集中力には質の良い休憩が必要
- 隙間時間で学ぶ:時間を確保でき「締切効果」のメリットあり
まとめ
本記事の内容をまとめます
- 効率的な勉強には「モチベーション」が不可欠。モチベーションは「適切な目標設定」と「成功体験を積む」ことでコントロールできる
- 「逆算勉強法」ではやることが明確になるため、最小限の労力で成果を出せる。コントロール感をもって休憩し、隙間時間を使い学習をする。
今回はここまで。よりより勉強で結果にコミットしましょう。ありがとうございました。
参考文献
LIMITLESS 超加速学習―人生を変える「学び方」の授業(著)ジム・クウィック
不老長寿メソッド 死ぬまで若いは武器になる(著)鈴木 祐
著作者(著者・出版社等)の皆様へ
本記事では本・ネットなどで学んだ知識を元に、著者や出版社の方々に敬意をこめて発信させてもらっております。原著作物の表現に対する複製とならないように努めておりますが、私の至らぬ点により取り下げを希望される方はコメント、またはTwitterのDMにて連絡をいただけたら幸いです。Twitter;https://twitter.com/Korone2471