勉強しても勉強しても成果がでぇへん
また相変わらずの赤点だぜ!
その勉強方法あってるん?
これ読んでみーな
あなたの学習効率を飛躍的に高めてくれる本が「超効率勉強法」です。
みなさんおなじみ、メンタリストDaiGo大先生が今回も科学的根拠をもとに確実に成果を生む学習方法をあなたに伝授してくれます。
そして相変わらず読みやすい!!!
ゆるーいイラストが、怠惰な僕にとってはちょうどいいです(笑)
本記事ではそんな本書の要点やおすすめの名言をお伝えさせていただければと思います。
では行きますかっ!
超効率勉強法はこんな内容(要約)
このように現在の教育界は、昔ながらの非効率な勉強法であふれています。そんな手法ばかりを使っていては、どれだけ時間をかけても「やったつもり」になるだけで、真の成果は得られません。
そんな本書の要点は以下のようになります。
それぞれ順番に解説していきます。
- 要点❶:アクティブラーニングが最強
- 要点❷:「想起」で情報を留める
- 要点❸:「再言語化」で理解を深める
要点❶:アクティブラーニングが最強
アクティブラーニングって何さ?
簡単に言えば「自発的に学ぶ」ってこと!
どの効率のいい勉強法にも共通する要素があるみたいです。
それが「アクティブラーニング」ってわけですね。
「インプット大全」でも、目的や方向性を明確にした上でインプットすることが重要って書いてありましたね。(記事はこちら)
また「東大読書」でも、地頭を鍛えるために必要なことは「能動的に読む」ということが示されていました。(記事はこちら)
ではどのようにアクティブラーニングを実践するか?
本書では「想起」と「言語化」という2つの方法で、実践することを説明しています。
アクティブラーニングが最強
効率のいい勉強法の共通点は「自発的」
要点❷:「想起」で情報を留める
せっかく勉強しても記憶に残ってないと萎えますよね。
「こんなに時間をかけたのに、ぜんぜん覚えてないやん!」
そう思うこともしょっちゅうでした(笑)
でもそんな時にこそオススメの学習方法が「想起」です。
「想起」ってなんやねん?
インプットした内容を何もみずに思い出す作業のことさ
こうやって情報を思い出すことを、心理学では「検索練習」っていうらしいですが、記憶の定着率が50〜70%も上がるみたいです。
情報を思い出すたびに、脳が「あっ、この情報は大事なんやな」って必要性を認識することで、記憶の定着率が高まります。
「LIMITLESS」でも「アクティブリコール」っていう手法が記憶する上で超有用って書いてありましたね。(記事はこちら)
僕も最寄駅から自宅まで歩いて帰る時、学習したその内容を思い出すようにしてて、これが結構記憶に残るんですよ〜。
でも、疲れるんですけどね(笑)
「想起」で情報を留める
思い出すことで脳が必要性を認識する
要点❸:「再言語化」で理解を深める
「あれ?これ勉強したはずなのにな〜」
理解したはずなのに、試験となると何故か解けない、そんな経験よくありました。
これはわかったつもりになってしまう「流暢性の罠」によるものです。
これを防ぐための学習方法が「再言語化」です。
学習した内容を自分の言葉に置き換える方法ですが、言語化するためには「きちんと理解している」必要があります。
だからこのわかったつもりの「流暢性の罠」が未然に防げるってわけですね。
「再言語化」って実際どうやるのさ?
人に教える「ティーチング・テクニック」を紹介しよう!
本書では「再言語化」の方法として「ティーチング・テクニック」というものを紹介していますが、要は学んだ内容を人に教えるというもの。
教える人がいなければ、教えるつもりでインプットするのもOK!
ラーニングピラミッドっていう、学習方法と記憶率の関係性を示したものがありますが、これによると最も記憶定着にいい学習方法が「教える」ことだったそうです。
ちなみに僕は、このブログで本の内容を伝えているので、実際記憶に残ってるなと感じてます!
「再言語化」で理解を深める
わかったつもりの「流暢性の罠」を防ぐ
超効率勉強法オススメの名言
超効率勉強法を読み、僕自身が学んだオススメの名言は以下の通りです。
それぞれ順番に解説していきます。
名言❶:勉強中のBGMは効率を上げるどころか、勉強のジャマにしかなりません。『第3章』より
勉強する時は必ずといっていいほど大好きな音楽をかけてましたね。
10ーFEET、ROTTENGRAFFTY、HEY-SMITHをBGMに脳内ではガヤガヤわいわいしてました。
でもこれってダメみたいですね。
なんで勉強中に音楽ってダメなのさ!?
「無音関連効果」があるからだよ!
音楽がかかってると、脳がその聴覚刺激を無意識に処理しようとしちゃうんです。
基本的にヒトはマルチタスクが苦手な生き物だから、結果的に勉強の効率が落ちてしまうんですよね。
例外もあって「自然音」だけは勉強中に聞いててもOKらしいです。
「無音」で学べば効率的に
BGMは「無関連音効果」により集中の妨げに
名言❷:おもにスポーツや音楽の世界で使われてきたメソッドで、簡単に言えば、すでにマスターしたスキルをさらに練習する手法を指します。『第6章』より
「もうこれは十分かな・・・」
そう感じてもさらに勉強を続ける方法をオーバーラーニングっていいます。
これによってインプットの量がさらに上がります。
ほどほどのタイミングで勉強を切り上げてしまうと、別の内容を学んだ時に、先に覚えことが忘却されてしまうらしいんですよ。
でも、「これでもかっ!」と同じことを学び続けると、完全な記憶定着となり忘却されにくくなるんです!
あともう一息の学習が、その内容を強い記憶定着に切り替えてくれます。
「オーバーラーニング」でより深い定着を
ほどほどで切り上げると後で忘れる
名言❸:「テレビゲームは勉強の邪魔」は過去の話。 上手に取り入れれば気分転換以上の効果が生まれる。『第6章』より
小学生の時はゲーマー少年でした。
毎朝4時半に起きて「真・三國無双4」を登校ギリギリまでプレイしてました。
一般的に、ゲームは脳に良くないって認識があると思うんですけど、本書ではプラスの側面もあるって書かれています。
そのプラスの側面は何かって言うと
- 海馬の成長
- 注意力の向上
- ワーキングメモリの増加
です。
結構すごい効果ですよね。
でも、もちろんデメリットもあって、報酬系を刺激しすぎて中毒症状や、報酬に対するマヒを引き起こしてしまうらしいです。
過剰にプレイするんではなくて、のめり込まない範囲で気分転換にプレイできるといいかもですね!
何事も大事なのは「コントロール感」!
テレビゲームが頭をよくする
デメリットには要注意
超効率勉強法のまとめ
これまで超効率勉強法の学んだことやオススメの名言を中心にお伝えしてきました。
ここで内容をまとめておきます。
- アクティブラーニングが最強
- 「想起」で情報を留める
- 「再言語化」で理解を深める
- 「無音」で学べば効率的に
- 「オーバーラーニング」でより深い定着を
- テレビゲームが頭をよくする
やっぱりDaiGo先生の本の魅力といったらその「信頼性」ですね!
科学的根拠に基づいているから、誰でも一定の効果が望めるというのが嬉しいですね。
しかも、多くの勉強法を紹介していくれているから、自分に合ったものも見つかりやすいですし。
勉強効率を鬼上げして、周りをごぼう抜きしたい人はぜひ本書を手に取りましょう!