勉強しても成果が出ない・・・
そしてモチベも湧かないから集中できない(泣)
お前を限界突破させる本を持ってきたで!
その名も「LIMITLESS」!
「LIMITLESS」が何かって言うと、自分自身にかかっている制限を取っ払って無限の力を発揮するってこと。
本書によると、その自分にかかっている制限っていうのは3種類あって、それは「マインドセット」「モチベーション」「メソッド」
つまり本書を読むことによって
- 固定観念を取っ払う方法
- やる気を高める方法
- 学習効率を高める方法
が分かるってわけ。
本記事ではそんな本書の要点やおすすめの名言をお伝えさせていただければと思いますっ!
では行きますかっ!
LIMITLESSはこんな内容(要約)
外側からの力で卵が割れたら、命は終わる。内側からの力で割れたら、命ははじまる。偉大なことは常に内側から始まる。
ジム・クウィック『LIMITLESS 超加速学習』
早速、僕なりの本書の結論をお伝えしようとおもいます。
そんな本書の要点は以下のようになります。
それぞれ順番に解説していきます。
- 要点❶:その固定観念は思い込みに過ぎない
- 要点❷:目的がモチベーションを高める
- 要点❸:学習効率を高めるにはFASTER
要点❶:その固定観念は思い込みに過ぎない
「自分には向いてない」
「僕は頭が良くないから」
そういった「できない」といった固定概念はあくまで思い込みに過ぎないと本書は語ります。
人間の頭脳は究極のスーパーパワーだ。想像力、決断力、思考力、判断力、学習能力に限界はない。
『はじめに』より
著者のジム・クイック大先生は幼い頃に脳損傷をしてしまったそうですが、無限の可能性を秘める「脳」の使い方をマスターしたことで、「全米トップの脳トレーナー」にまでのし上がっています。
また、世界一難しい試験である、ロンドンタクシーの免許取得試験に合格したものは、記憶に携わる「海馬」が大きく、運転歴が長いほどさらに肥大していたそうです。
脳は変化する性質を持っており、その扱い方を知っていれば、「自分には成長できる」といった信念に置き換えれそうですね。
本書では、固定概念を取っ払う方法として、以下の手順を説明しています。
- 固定概念の存在に気づく
- その固定概念を裏付ける事実があるか確認する
その固定観念は思い込みに過ぎない
裏付ける事実があるか確認する
要点❷:目的がモチベーションを高める
「マジで勉強だるいな。」
学生の時、テスト勉強の度思っていました。
やらなきゃいけないのに、全然モチベが湧かない時ってありますよね。
それってちゃんとした「目的」が見出せていないから。
あなたの目的、アイデンティティ、価値と結びついた理由は、人生があの手この手で仕掛けてくる障害に日々直面している時も、行動する強い動機を与えてくれる。
『第7章 心に火をつける「目的」をみつける』より
モチベーションを出したい時には、「それをやるメリット」と「それをやらないデメリット」を強くイメージするといいですね。
行動の目的がしっかりすればするほど、やる気が出てきます。
目的がモチベーションを高める
やるメリット・やらないデメリットをイメージする
要点❸:学習効率を高めるにはFASTER
学生の頃、周りの人とかみてると勉強の仕方ってひとそれぞれですよね?
でも学校とか義務教育で「勉強法」って習わないから、自己でやるのもしょうがないです。
でも、その自己流の勉強方法って本当に効率的なんですかね?
学習効率を高めるメソッドとして、「FASTER」という枠組みが紹介されています。
Forget
既知の内容を「忘れた」上で学習する。
子どもが多くをインプットできるのは「何も知らない」から。
空っぽの容器の方がたくさん入る。
Act
自発的に学ぶ。
受け身の学習は非効率。
学んだ内容はアウトプットする。
State
学習するのに適した状態にする。
具体的には体調を整えるなど。
Teach
学習した内容をひとに教える。
教える前提で学ぶことで、深く理解できる。
言語化できるほどに理解しなくてはならないから
Enter
カレンダーや手帳に学習の予定を書き込む。
予定に書かれていることは実行しやすい。
Review
学んだ内容は復習する。
忘却曲線によると学んだ内容は時間経過で大半を忘れる。
反復することで記憶が保たれやすくなる。
学習効率を高めるにはFASTER
正しい学習方法は義務教育で習わない
LIMITLESSオススメの名言
LIMITLESSを読み、僕自身が学んだオススメの名言は以下の通りです。
それぞれ順番に解説していきます。
名言❶:あなたの知能はいつでも伸ばせる。でもそれには、成長型マインドセットは欠かせない。『第6章 学習にまつわる迷信を吹き飛ばす』より
はい、「やり抜く人の9つの習慣」でもありましたね。(記事はこちら)
マインドセットには2種類あって、それは「成長型マインドセット」と「固定型マインドセット」です。
成長型マインドセットとは能力とかは努力とか経験で伸ばせるって考え方で、一方の固定型マインドセットは能力とかスキルは才能によって決まっているみたいな考え方。
自分の能力を底上げしたければ成長マインドセットを持つ事が大事だと本書は語ります。
一般的に頭の良さと思われている「IQ」も生まれてからの成長度合いは反映していません。
作家のデイヴィッド・シェンクって方も
「生まれつきの才能と限界を信じる方が、精神的に楽なのだ。」
って言ってるらしいです。
成長型マインドセットとは能力は後天的であると言った考え方
「頭の良さは才能による」と言った固定観念を吹き飛ばせ
名言❷:勉強する能力を十分活かせてない人がとても多いのは何故だろう?効率的な勉強法を習ってないからだ。『第12章 学習効果を最大化する7つの習慣より』
勉強法って大事だけど、学校じゃ教えてくれませんよね?
本書がめっちゃいい方法を教えてくれました。
それがアクティブリコールです。
学習した内容を何もみずに思い出すこと
- 読書の途中で本を閉じ何が書いてあったかを思い出す
- 英語をある程度覚えたら、単語帳を見ずにノートに書き出す
めちゃくちゃ記憶に定着するらしいです。
というか、僕もやっててそれはホントに実感。
電車で耳学して、最寄駅から自宅まで歩いてるときに、耳学の内容をぼそぼそ口に出して復習してます。
ちょっと変人ですね(笑)
アクティブリコール、ちょっと疲れるしモチベいるけど効率めっちゃ上がると思います!
アクティブリコールとは学習した内容を思い出すこと。
深く記憶するために積極的に活用する
名言❸:もしも「本を読まない」と言う人がいたら、その人は「学ぶのをやめた」と言っているのに等しい。『第14章 誰でも読書スピードを速くできる速読の技法』より。
ちょっと前の僕には耳が痛い言葉ですね(笑)
読書は脳を成長させたり、理解力や思考力を高めるからやるべきだと著者はいいます。
そこで、本書では読書の方法として「指でなぞりながら読む」と言う方法をオススメしてます。
読書スピードの向上が期待できるようです。
なんで指を使って読むとスピードが上がるのさ?
研究で判明したみたいよ
なんの研究かわからないですが、指を使って読むことにより読書速度が最大2倍にもなる事が分かったそうです。
そして、触覚も使うことにより脳の活動範囲が増えることから、より脳が発達することも期待できそうです。
読書術に関する本は結構読んだんですけど、この方法は初めて知りました。
ちょっと試してみたら、どんな感じだったかお伝えしますね。
指でなぞりながら本を読む
読書効率は「読む速さ」と「理解力」で決まる
LIMITTLESSのまとめ
これまでLIMITTLESSの学んだことやオススメの名言を中心にお伝えしてきました。
ここで内容をまとめておきます。
- その固定観念は思い込みに過ぎない
- 目的がモチベーションを高める
- 学習効率を高めるにはFASTER
- 成長型マインドセットとは能力は後天的であると言った考え方
- アクティブリコールとは学習した内容を思い出すこと
- 指でなぞりながら本を読む
本書は、より多くの観点から学習効率を高める方法を指南してくれます。
単なる勉強法にとどまらず、モチベーションの高め方・マインドセットの方法まで組み込まれているのは嬉しいですね!
あらゆるインプットの効率を爆上げしたい人は、ぜひ本書をゲットしちゃいましょう!