最近さ、何にも上手くいかないんだよね。俺ってどうしようもないな…
正しい知識を身につけて生活習慣を正すべし。これをまず読んでみな!
メンタルヘルスに関する正しい知識や予防法を知りたい人にオススメの一冊が「心を壊さない生き方」です!
みなさんおなじみのTeststerone大先生と精神科医である岡琢也大先生が「メンタルヘルスを良好に保つ圧倒的予防方法」を教えてくれる、そんな一冊になっております!
今作も対話形式で読みやすく、また名言がたくさん盛り込まれて非常に興味深く読ませていただきました。
本記事ではそんな本書における個人的によかった名言をご紹介します!
では行きますかっ!
名言❶:無理していいのは筋トレのときだけだから。『はじめに』より
本書はメンタルヘルスに関する知識を届けて、悩める人を1人でも救いたい、その思いで作られた一冊だと書かれています。
著者のTeststerone大先生のもとにTwitterなどで届く悩みの数々が、本書を書くきっかけにもなったそう。
あなたの人生においてあなたの心身の健康以上に大切なものなんてない。
『はじめに』より
そしてこのメッセージとともに、精神的にまいってるくらいなら無理するなとアツく訴えかけています。
たしかに日本人は頑張ることこそ美徳って考え方が根付いてるから、この考え方は浸透してほしいですね!
無理をして自身を精神的に追い込まないことが大事。
無理をして精神的に追い込まない
自分の健康以上に大事なものはない
名言❷:さすがタンパク質。空気が読める。『第1部』より
本書ではメンタルを保つ習慣の一つとして適切な体重・体脂肪率を保つことが重要だと書かれています。
そして、そのダイエットにオススメなのが、積極的にタンパク質をとるということです。
「プロテインレバレッジ仮説」といって、タンパク質の摂取には食欲を抑える効果があるとか。
また、食事をするとカロリーが消費する「食事誘発性熱産生」は、炭水化物や脂質よりもタンパク質の方が3倍も大きいです。
つまり、タンパク質を積極的に取ることで、ドカ食いをセーブし、食後の消費カロリーを増やせるということ。
肥満の人が体重や体脂肪を落とすには、タンパク質の摂取が有効ですね。
タンパク質はダイエットの味方
食事誘発性熱産生により食後の消費カロリーup
名言❸:食事に関わる知識は誇張なしに一生ものだ。『第1部』より
食習慣を変えることで、メンタルを安定に保つことが期待できます。
その具体的方法として本書では、
- マクロ管理法で栄養配分を調整する
- 野菜や果物のを1日400g摂取する
- 朝食を抜かない
などが推奨されています。
また、食事の知識はメンタル以外にも重要で、例えば筋トレでは効果的に筋肉をつけるに栄養管理が必要だし、ダイエットも食習慣なくして減量は、まず無理です。
食事の知識を身につけることは、人生をよりよく過ごすために超重要!
正しい食事はメンタルヘルスを保つ
筋トレやダイエットにおいても食事は超重要
名言❹:はい、睡眠。メチャクチャ大切です。ハッキリ言って、筋トレより大切です。『第1部』より
睡眠効率が下がるほど死亡率・うつ病のリスクが高まり、また、不眠症が改善することで偏執病や幻覚症状が改善するといった報告があるみたいです。
それくらいメンタルにおいて睡眠は重要ってことですね。
だけど、経済協力開発機構ってとこによると、日本は先進国の中でもっとも睡眠時間が短いとか。
だから著者のTeststerone大先生は「睡眠を軸に生活しろ」っていうくらい睡眠に対して気を使った方がいいと主張してます。
具体的には
- 最低7時間寝る
- 同じ時間に入眠・起床する
- 起きたら日光を浴びる
といったことを推奨していますね。
メンタルだけでなく身体の健康においても重要な睡眠ですが、これは疎かにすべきではないですね。
メンタルを安定させるには睡眠
日本人の睡眠量は圧倒的に不足している
名言❺:脳の機能を強制終了させる感じ。『第1部』より
本書ではメンタルを安定化させる方法として運動を取り上げてますが、著者のTeststerone大先生は不安を感じると筋トレに打ち込むらしいです。
激しい筋トレなら不安を感じる余裕がないっていうのと、テストステロンとかセロトニンとかの優良ホルモンが分泌されるからですね。
まぁホルモン分泌に関しては一定した見解が得られていないみたいですが。
僕も嫁と喧嘩したりするとジムに行きますが、重いものとかブチ上げた後には結構スッキリしてるんですよね(笑)
運動自体がストレスになるのは本末転倒ですが、悩める人ほど運動してみるといいです!
運動すると不安が解消される
うつに対しては薬と同程度の効果がある
名言❻:そんな空気なら空気を読まずドンドンぶっ壊していきたい。『第2部』より
「うつは甘え」「病んでるとかメンタル弱い」って感じで、「精神的不調は甘え」って空気感ありますよね。
Teststerone大先生はそんな空気感は不要であり、ぶっ壊したいと語ります。
生活習慣に気を配ったり注意しても、心の不調は生じてしまうことがあります。
誤った偏見を正すためにも、メンタルヘルスに対する正しい知識が浸透することが重要になってきますね。
メンタルヘルスの知識や理解を深める
心の不調は「甘え」ではない
「心を壊さない生き方」のまとめ
- 食事・睡眠・運動が予防の基盤
- タンパク質はダイエットの味方
- 正しい食事はメンタルヘルスを保つ
- メンタルを安定させるには睡眠
- 運動すると不安が解消される
- メンタルヘルスの知識や理解を深める
本書は「メンタルヘルスを良好に保つ圧倒的予防方法」を教えてくれる、そんな一冊になっております!
自身はもちろん、身の回りの大切な人の心の健康を良好に保つために、ぜひ本書を手に取ってみるべしっ!