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【運動不足の今こそ】NEATを高めて活動量を上げよう

運動は健康上に様々なメリットがあります。しかし、コロナの今では在宅ワークの励行、スポーツジムの休館なので運動不足に面している人は多いかもしれません。そんな感染社会の今こそできることは「NEAT」を高めることです。

NEATとは?

Non Excercise Activity Thermogenesis(非運動性熱産生)の略で、簡単にいうと運動以外の活動によって消費されるエネルギーのことです。例えば、買い物に行ったり、家事をしたりって運動ではないけど身体を動かしますよね?このように日常生活の動作で消費されるエネルギーのことをNEATといいます。

肥満者のNEAT消費量は少ない

人の1日における消費エネルギーは「基礎代謝」「食事誘発性熱代謝(DIT)」「身体活動」の3つに分けることができます。その内、身体活動における代謝は20〜40%も占めています。James A Levineら(2005)によると、肥満者は痩せた人に1日あたり2時間も長く座っていたそうです。これを消費カロリーに換算すると350kcalほどの差になるそう。大体チョコレートケーキ一個分ですね。言い換えれば肥満者が痩せた人と同様に生活するだけで、1日あたりチョコレートケーキ一個分もエネルギーが消費するということです。

運動の代わりにもなる

NEATを増やすことは運動の代わりにもなりそうです。マドリード工科大学の研究をご紹介します。座位時間を減らす、移動手段を徒歩にする、なるべく階段を使うなどNEATを高めるような行動を22週間行いました。その結果、体重は約9kg減少し、体脂肪率も約5%軽減したそうです。この研究では他にも有酸素運動や筋トレを行なったグループもありましたが、体重減少の効果は同程度になっていました。積極的にNEATを増やすようにすることで、運動と同等の効果を得られるかもしれませんね。

NEATを高めるには?

身近なことを少し工夫するだけでもNEATを高めることはできます。例えば

  • エレベーターを使わずに階段を昇る
  • 普段の通勤で一駅分長く歩く
  • 買い物の際には少し遠くの駐車場に止める
  • 踵上げをしたまま家事をする
  • スタンディングデスクを使用して作業する

普段の生活にちょっとした変化を加えるだけでOKです。まずはどれか一つでも試してみてはいかがでしょうか?

まとめ

NEATを高めることは日常生活にちょっと変化を加えるだけでOKです。消費カロリーは向上し、積極的に取り組むことで運動と同等の効果が得られるかもしれません。運動が苦手な人も是非取り組んでみてはいかがでしょうか?

ABOUT ME
湘南まんぼう
2022年5月とある温泉をきっかけにサウナにハマる。趣味はサウナ巡り。行ったことのあるサウナの感想や体験記を発信。神奈川県在住。筋トレ・読書・邦ロックも大好き。

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