やらなきゃって思えば思うほど、手につけられないよ〜。オカえもんなんとかしてよ〜。
しょうがないな〜。後回しにしない技術ー!!!
ダイエットに勉強、何かと後回しにしがちなあなたにオススメの一冊が「後回しにしない技術」です。
心理学博士であるイ・ミンギュさんが、心理学的根拠をもとにあなたの実行力を爆上げするためのメソッドを教えてくれる、そんな一冊となっています。
- すぐやる人になる
- 成果を出せるようになる
- 後回しにしない技術が身に付く
本記事ではそんな本書の要点やおすすめの名言をお伝えさせていただければと思います。
後回しにしない技術はこんな内容(要約)
99%の平凡な人たちも、数千通りの優れたアイデアを持っている。
ところが、彼らは実行しない。
一方、1%の特別な人たちは違う。
彼らはアイデアを必ず行動に移す。
早速、僕なりの本書の結論をお伝えしようとおもいます。
成功するために必要なのは「頭の良さ」ではなくて「実行力」
非凡と平凡の違いはアイデアをもっているかではなくて、そのアイデアを実行するかの違い
その実行力は技術であり、後からでも身につけることができる
そんな本書の要点は以下のようになります。
それぞれ順番に解説していきます。
- 要点❶:成功してる人はみんな実行力がある
- 要点❷:必要なデッドラインは2つ
- 要点❸:背水の陣でやり抜く
要点❶:成功してる人はみんな実行力がある
後回しにしないってそんなに大事!?
めちゃ大事!成功している人の共通点は「実行力」だよ!
成果を出すために超重要なこと、それが実行力です。
もちろん優れたアイディアとかも大事だけど、それ以上に実行力が大事。
次の式をみてください。
成果=力量×実行力
どれだけ技術や才能に富んだ力量のある人でも行動しなければ成果はゼロ。
スティーブ・ジョブズやビル・ゲイツも実行力があったから、これだけの結果を残せたと本書には書かれています。
でも俺っちって何でもかんでも後回しにしちゃうよ?
実行力って才能とかセンスじゃないの?
いや、実行力は才能じゃなくて技術やで!
実行力は生まれつきの資質ではなく、学んで練習すれば誰でも開発できる、一種の「技術」だ。
本書はズバッと実行力は技術だと主張しています。
つまり後からでもトレーニング次第で身につけられるということ。
実行力のないビジネスマンは、かめはめ波を打てない孫悟空と同じ。
それくらい成果を出すためには実行力が超重要
成功してる人はみんな実行力がある
実行力を身に付けるには才能ではなく技術
要点❷:必要なデッドラインは2つ
じゃあ後回しにしないためにはどうすりゃいいん?
開始デッドラインを設定するといいね!
学生シンドロームって知ってますか?
ギリギリまでやることを引き伸ばして、寸前になって死ぬ気でやることです。
夏休みの課題、定期テストとか一夜漬けが当たり前の人とかいませんか?
はい、重度学生シンドロームだったころねです。
何でこうなっちゃうかっていうと、終わりの締切しかないから。
大事なのは始まりの締切、開始デッドラインを設定すること!
要は「いつまでに始めるか!?」を決めること。
締切の効果はみなさんご存知の通り絶大ですよね?
絶妙に人を緊張させ、エンドルフィンが分泌されることですごい集中が発揮されます。
これを、終わらせるためにではなく始めるために設定するんです。
締切を設けるときはこれからは2つにしましょう。
必要な締切は2つ
始めるための開始のデッドラインを決める
要点❸:背水の陣でやり抜く
始めたはいいけどさぁ、すぐ飽きちゃうんだよね・・・
意志の力だけじゃなくて「環境」の力も借りようか。
事前措置戦略って言葉があるんですが、環境を整えて自分の行動をコントロールすることみたいです。
行動するためには意志の力だけに頼っちゃ難しいです。
この、ものが溢れた現代社会じゃ沢山の誘惑がありますからね。
そこで大事なのが環境の力を借りること。
どういうことかっていうと、じゃああなたは勉強しないといけないとします。
片方は机と椅子と筆記用具以外何もない部屋、もう一方はゲームに漫画、えっちなビデオが豊富にある部屋。
どっちが勉強に集中できますか?
大半の人は前者の何もない方の部屋ですよね。
極端な話かもしれないけど、環境次第で人の実行力は変わってきます。
じゃあどうやって環境の力を活かすん?
人に宣言するのもいいんじゃないかな!
人に見られてるか否かで、その人の行動は大きく変わります。
人は矛盾を嫌う生き物だから、発言と行動に一貫性をもたせようとするんですよね。
だから目標を宣言することで、その目標に向けて行動をするようになります。
SNSとかで自身の目標とかを掲げてみるのもいいですね!
意志の力ではやりきれない
背水の陣でやり抜く
後回しにしない技術オススメの名言
後回しにしない技術を読み、僕自身が学んだオススメの名言は以下の通りです。
それぞれ順番に解説していきます。
名言❶:人は決して失敗しない。ただ、途中でやめているだけだ。
臨界点って言葉を知ってますか?
成果が目に見えるポイントのことです。
たとえば、水が蒸気に変わるとき。
温度は99℃まで上がってても、水は液体のまま。
だけど100℃になった途端に気体に変わります。
このように目に見える変化は急激に訪れるものなんです。
諦めずに叶った恋
僕は今の嫁と付き合うまでに2回振られて、3回目にやOKをもらいました。
この3回目の告白が臨界点だったっていうことです。
振られるという目に見える結果は変わらなかったけど、目に見えない心の距離感はちゃんと縮まってたんですね。
いやー、諦めないでよかった。
もし、何か目標に向けて突っ走ってても、やめたくなるときもあると思います。
ですが、「臨界点まであともうちょいかも」と思えばきっとやり抜くモチベがあなたの中に宿るかもしれませんね。
臨界点が来るまでやり続ける
目前にある「変化」を見逃さない
名言❷:本を読めば理解できる。理解しようとすれば記憶できる。記憶したことを教えれば、それは実行につながるだろう。
アウトプット大全では教えることが最強のアウトプットと紹介されていましたが、その理由は最もその内容がインプットされるからでした。
アウトプット大全の記事はこちら。
本書でも教えることをオススメしていますが、その理由は他にもあります。
そう、実行するために教えるべきといっているんです。
教えることと実行することがなんで関係あるねん?
認知的不協和理論によると、矛盾を回避するために人は言動を一致させようという性質があるからだよ。
つまり、教えた内容と自分の行動を一貫させようとするから実践するようになるということ。
僕もですね、こうやって本の内容をブログでアウトプットするようになってから大分変わったんですよ。
本の内容が理解できるようになっただけじゃなくて、実践するようになりました。
人に偉そうに教えるくらいなら自分もやらなきゃなって気持ちになっちゃうんですよね。
読書の効果を最大限に高めるために、僕は本を読んだらアウトプットする、これを続けていきます。
何かを実行するために教える
認知的不協和理論により、人は言葉と行動を一致させる
名言❸:ひそかな決心は、決心しないことと同じなのだ。
本書では実行したい内容を周囲に宣言することをオススメしています。
公開宣言効果といって、人は宣言した内容を守ろうとする性質があるから、実行力が大幅に高まるみたいなんですよね。
たとえば、
「来月までに10kgやせるっ!!!」
って友達に宣言したそばから、ポテチぼりぼり食べたりできませんよね!?
できたとしたらその人は鬼メンタルなので、むしろ意志力でなんでもできると思います。
宣言することで人からどう思われるか?を意識するため、その宣言を順守するようになるんです。
YouTubeで目標宣言
僕もですね、YouTubeで「半年でベンチプレス100kgあげる」って目標を宣言してます。
実際、いま5ヶ月目ですが60kgからスタートして95kgまであげられるようになりました。
更新頻度はちょっと落ちてますが、筋トレはちゃんと継続中です。
こうやって宣言すれば人は動くようになります。
僕のYouTubeアカウントはこちら。
実行したいことは人に宣言する
公開宣言効果により、その行動の実行率は大幅に上がる
後回しにしない技術のまとめ
これまで後回しにしない技術の学んだことやオススメの名言を中心にお伝えしてきました。
ここで内容をまとめておきます。
- 成功してる人はみんな実行力がある
- 始めるための開始のデッドラインを決める
- 背水の陣でやり抜く
- 臨界点が来るまでやり続ける
- 何かを実行するために教える
- 実行したいことは人に宣言する
本書はサブタイトルにもあるように実行力を高める方法が20個も書かれています。
「決心する」「実行する」「維持する」という3つのフェースを切り口に示されているので、今の自分にとって最も欲しいノウハウを知ることができるんじゃないでしょうか?
今回紹介していない
- プロセスを「見える化」する
- 逆算スケジュル
- 最初の1%に全力を注げ
は非常にオススメの技術なので、ぜひ取り入れてみてほしいですね。
本書が気になった人は、ぜひ一読することをオススメしますっ!!!