あ〜、もう調子がすこぶる良くないわ。ポテチでも食ってぐーたらするか…
余計調子悪くなるかもしれんで!これ読んで体調良くしな!
なんとも言えない不調に襲われている人にオススメなのが『最高の体調』です!
人気ブロガーでありサイエンスライターでもある鈴木祐大先生による『科学的信頼性抜群!謎の不調を改善する圧倒的メソッド』を伝授してくれるのが本書になります!
そんな本書における個人的によかった名言は以下の通り。
- 名言❶:実際、これだけ文明が発達したにも関わらず、現代の日本人は幸福からほど遠い場所にいます
- 名言❷:謎の不調と炎症は、明確に連動しているのです
- 名言❸:腸内細菌の働きぶりは凄まじいものです
- 名言❹:自然とのふれ合いを取り戻し、失われつつある感情システムのバランスを正していくべきなのです
- 名言❺:つまり「リアプレイザル」は感情の筋トレとしても使えるわけです
- 名言❻:ポルノやジャンクフードに操られるのではなく、こちらがコントロールする側に立つのです
それぞれ順番に深掘りしていきます!では行きますかっ!
❶身体は現代の環境に適応してない
“実際、これだけ文明が発達したにも関わらず、現代の日本人は幸福からほど遠い場所にいます”
『第1章』より
身体は現代の環境に適応してないって話!
人類はものすごいスピードで文明を発達させてきたけど、身体自体は古代の狩猟採取時代と何ら変わってないらしいです。
つまり、僕たちの身体は加工食品やブルーライト、煌びやかなネオンなど、現代の環境には適応するように設計されてないってこと。
だから本書では、僕たちが抱える様々な不調はこの文明の発達が原因だといいます。
人間ならではの文明発達に、悔しながらも僕らの身体は追いつけてないってことか。
マリカーでスタートダッシュ決めてる一方でクラッシュしているように、肉体と文明には大きな差がある!
身体は現代の環境に適応してない
文明の急速な発達に対し身体は狩猟事態のまま
❷炎症はヤヴァい
“謎の不調と炎症は、明確に連動しているのです”
『第2章』より
炎症はヤヴァいって話!
本書では炎症のことを「細胞レベルの火事」と表現しており、ジワジワと僕らの身体を蝕む存在だとしています。
実際、長生きの人ほど炎症のレベルが低く、一方で、うつ病の人達は炎症値が高くなってるらしいです。
その炎症は睡眠不足や肥満などが原因で、古代の環境ではあり得ない要素です。
「細胞レベルの火事」とか、目に見えないところで着々と身体が燃やされてるって考えるとバリ怖い。
炎症とは名前負けしていない、身体をジワジワと燃やす現象!
炎症はヤヴァい
「細胞レベルの火事」でありジワジワと消耗していく
❸胃腸に優しくなる
“腸内細菌の働きぶりは凄まじいものです”
『第3章』より
胃腸に優しくなろうって話!
腸内環境が乱れると腸内細菌の働きも鈍くなり、細胞内に穴があく「リーキーガット」が生じます。
リーキーガットがあることで、有害物質がが血管内に侵入し、
- アレルギー
- 免疫機能低下
- 疲労感
をもたらします。
そこで本書では腸内環境を保つために、発酵食品や食物繊維の摂取、抗生物質の不使用などをオススメしています。
脳とか心臓とか筋肉とかって労られてるイメージあるけど、胃腸ってそんなに目を向けられない感じがありますね。
可愛くてしょうがない愛犬のように、買ったばっかの新品のiPhoneのように、これでもかとばかりに丁重に胃腸を大事にする!
胃腸に優しくなる
リーキーガットは様々な不調のもと
❹手放していいのは元カノとの思い出写真だけ、自然は大事に手離さないように努めるべし!
“自然とのふれ合いを取り戻し、失われつつある感情システムのバランスを正していくべきなのです”
『第4章』より
自然を身近なものにするって話!
立ち並ぶビル、煌びやかなネオン、線路を駆け抜ける電車といった現代では当たり前の環境も、古代では全くあり得なかった状況。
自然環境は「興奮」「満足」「脅威」といった、僕たちのコンディションを整えるために重要な「感情システム」を適度に刺激してくれます。
ダービー大学のメタアナリシスによると、自然環境は副交感神経を介し、人体の疲労軽減に効果があると報告されているようです。
現代化されたこの環境で自然を身近なものにする方法は、
- iPhoneで自然音を流す
- 観葉植物を部屋に置く
- 公園など緑がある所へ行く
などがあります。
手放していいのは元カノとの思い出写真だけ、自然は大事に手離さないように努めるべし!
自然を身近なものにする
副交感神経を介し疲労軽減に効果がある
❺感情をコントロールするには「リアプレイザル」
“つまり「リアプレイザル」は感情の筋トレとしても使えるわけです”
『第4章』より
感情をコントロールするには「リアプレイザル」って話!
大勢の前でのプレゼンなどのストレスに直面した際に、「楽しくなってきた!」「興奮してきた!」と自分に言い聞かせるテクニックのことです。
そもそも「緊張」と「興奮」といった感情の際は、心拍数の向上・コルチゾールの分泌といった同じ反応がみられているそう。
その際に「リアプレイザル」をすることで、脳がポジティブを解釈してくれるらしいです。
感情をコントロールするには「リアプレイザル」
「緊張」と「興奮」の反応は同じ
❻超正常刺激に振り回されない
“ポルノやジャンクフードに操られるのではなく、こちらがコントロールする側に立つのです”
『第5章』より
超正常刺激に振り回されるなって話!
ポルノやジャンクフードなどは超正常刺激の1つであり、これは本来の自然界には存在し得ない刺激物のこと。
この刺激に慣れてしまうと、さらなる刺激を求めて暴走してしまうといいます。
古代からしたら、現代の環境は非日常でありふれてるってことですね。
踊らされるのはクラブのDJだけでおけ、ポルノやジャンクフードはコントロール下に置く!
超正常刺激に振り回されない
更なる刺激を求め暴走が始まる
『最高の体調』のまとめ
- 身体は現代の環境に適応してない
- 炎症はヤヴァい
- 胃腸に優しくなる
- 自然を身近なものにする
- 感情をコントロールするには「リアプレイザル」
- 超正常刺激に振り回されない
『科学的信頼性抜群!謎の不調を改善する圧倒的メソッド』を伝授してくれるのが本書になります!
なんとも言えない不調に襲われている人はぜひ本書を手に取ってみるべしっ!