運動なんかやりたくっても時間がないんだよ〜泣
じゃあやるべきは「タバタ式トレーニング」一択。これ読んでみ
運動したくてもしたくても時間がないと感じる人にオススメなのが『「4分で身体は変えられる」の科学』です!
立命館大学スポーツ健康科学部の教授である田畑泉大先生による『4分という短時間でなぜ人は効果的な運動を実践できるのか?』を徹底的に教えてくれる一冊となっております!
そんな本書における個人的によかった名言は以下の通り。
- 名言❶:トレーニングの実践とともに、理論の部分をより深く理解することで、その効果は一層確かなものになる
- 名言❷:有酸素性、無酸素性2つのエネルギー供給系をどちらもいっぺんに鍛えることができれば……。それほど効率的なことはありません。そして、それをするのがタバタトレーニングなのです。
- 名言❸:タバタトレーニングは「きつい」です。しかし、「きつい」からといって、単にシゴキや根性だけのトレーニングではありません
それぞれ順番に深掘りしていきます!では行きますかっ!
4分あればトレーニングできる
トレーニングの実践とともに、理論の部分をより深く理解することで、その効果は一層確かなものになる
『まえがき』より
4分あればトレーニングできるって話!
海外でも最近流行っている日本発のエクササイズ、それが「タバタトレーニング」です。
これはどうやるかっていうと
- 最大酸素摂取量の170%の強さで20秒間エアロバイクを漕ぐ
- 10秒間休憩する
- これを6〜7セット行う
というもの。
最大酸素摂取量の170%というのは、簡単にいうと「それを続けたら50秒くらいで疲労困憊になる負荷」のこと。
このエクササイズは4分で行えるにも関わらず多くの運動効果をもたらします。
エアロバイクなどは家にない人も多いので、自分でこの「タバタトレーニング」を行うときはギャロップ&フロアタッチ、スクワット&フロントキックといった種目を使います。
僕もジムでやったことがあるんですが、マジでこれは鬼キツい。
でもその時はこんなにメリットがあるって知らなかったんで、このタバタトーレニングも習慣化しようとも思ってます。
時間がないから運動できない、そんなことはなくて4分あれば十分身体は鍛えられる!
タバタトレーニングは’2つ’を鍛える
有酸素性、無酸素性2つのエネルギー供給系をどちらもいっぺんに鍛えることができれば……。それほど効率的なことはありません。そして、それをするのがタバタトレーニングなのです
『第一章』より
タバタトレーニングは’2つ’を鍛えるって話!
その2つっていうのは有酸素性エネルギー供給機構と無酸素性エネルギー供給機構のこと。
前者は持久力に関与しており、後者は2〜10分程度の運動に貢献しています。
これらのエネルギー供給機構を鍛えることで持久力や競技パフォーマンスを向上させることが可能になります。
そしてこのタバタトレーニングは4分という短時間でできるにも関わらず、この2つのエネルギー供給機構を鍛えることが可能だと研究によって分かったそうです。
アンチエイジングにもタバタトレーニング
タバタトレーニングは「きつい」です。しかし、「きつい」からといって、単にシゴキや根性だけのトレーニングではありません
『おわりに』より
アンチエイジングにもタバタトレーニングって話!
それはタバタトレーニングをすることでPGC1αというタンパク質が増加するからです。
PGC1αが増加することで糖代謝を改善する「GLUT4」が増加し、またミトコンドリアの再合成も促進されます。
これらによって糖代謝や持久力が改善するってわけ。
またこのPGC1αは運動後すぐに増加が止まるわけでもなく、運動後24時間は増加したままでもあるみたいです。
つまり4分の運動でも身体は24時間しっかりと覚えているってわけです。
4分の追い込みが24時間の影響力を持つ!
『「4分で身体は変えられる」の科学』のまとめ
本書は『4分という短時間でなぜ人は効果的な運動を実践できるのか?』を徹底的に教えてくれる一冊となっております!
運動したくてもしたくても時間がないと感じる人はぜひ本書を手に取ってみるべしっ!