時間もないし勉強できないよ。やり始めてもすぐ飽きちゃうし
だったら耳勉強をやってみたらどうや?これ読んでみ
勉強しなきゃいけないと思いつつもできないで丸一年過ごしちゃっている人にオススメなのが『超効率耳勉強法』です!
あの「audiobook.jp」を運営するオトバンクの代表取締役会長でもある上田渉大先生による『耳勉強法を実践すべき圧倒理由』を伝授してくれるのが本書になります!
そんな本書における個人的によかった名言は以下の通り。
- 名言❶:思考はすべて「言葉」によって行われており、言葉で思考しない人はいません
- 名言❷:視覚野を使わないリスニングのほうが、脳への負担が小さく、疲れにくいということです
- 名言❸:オーディオブックとトレーニングの親和性は非常に高いのです
それぞれ順番に深掘りしていきます!では行きますかっ!
耳勉強が思考力を鍛える
思考はすべて「言葉」によって行われており、言葉で思考しない人間はいません
『第1章』より
僕たちが何かを考えるとき、頭の中で文字や言葉が浮かんでいますがそれを「音韻表象」といいます。
簡単にいうと「考えるという行為には言葉が必要」ということ。
耳で聞いて学習するという行為によって脳の聴覚野という箇所が活性化しますが、聴覚野とは言葉を扱う領域でもあります。
つまり聴覚野を介す耳勉強は「思考」と密接な関係にあるということ。
耳で学ぶことによって考える力が養われていく!
集中力がない時でも耳勉強
視覚野を使わないリスニングのほうが、脳への負担が小さく、疲れにくいということです
『第2章』より
いざ勉強しようと思っても腰が重くてなかなか着手できない、そんな時ありますよね。
耳勉強であれば集中力を必要としない分、着手するまでのハードルが非常に低くなります。
集中直を必要としないのは、読書と違って「文字を目で見る」というプロセスがカットされるからです。
読書をするときは
- 文字を見る
- 視覚野で認識する
- 視覚連合野で文字の形を認識する
- 紡錘状回で言語として認識する
といった過程が必要になりますが、リスニングではこのプロセスをスキップして言葉の理解が行われます。
僕は集中力の落ちやすい午後に耳勉強をするようにしていますが、勉強へのハードルが低い分今のところ、なんとか継続してできています。
常に高いモチベを保ち続けるよりも、変動するモチベに合わせて勉強法を選ぶのがいいですね!
運動しながら耳勉強
オーディオブックとトレーニングの親和性は非常に高いのです
『第4章』より
ランニングとか筋トレとかの運動中は耳勉強がオススメです。
「聴く」ことに意識がいく分、運動によるキツさ・苦しさといった負担が軽減するから。
また、運動中は脳血流量が増えるので、耳勉強法の効率が高まる可能性もあるそう。
僕は毎日ジムに通っており、毎回オリラジ中田さんの「YouTube大学」を聴きながら筋トレしてますが、結構記憶に残ってる実感がありますよ。
たまにはROTTENGRAFFTYとかFear, and Loathing in Las Vegasといったバリバリのハードロック聴いてますけどね(笑)
運動はキツくなくなるし、耳勉強は効率がよくなるしで「運動×耳勉強」は相乗効果が期待できます!
『超効率耳学勉強法』のまとめ
『耳勉強法を実践すべき圧倒理由』を伝授してくれるのが本書になります!
勉強しなきゃいけないと思いつつもできないで丸一年過ごしちゃっている人はぜひ本書を手に取ってみるべしっ!