勉強もプライベートも全然うまくいかん!
できる人と自分の違いってなんやねん・・・
この本に書いてあるで!
とりあえずできるとこからマネてみな
できる人のいいとこ取りして、頭が良くなりたい人、これを読みましょう!
その本の名は『世界の「頭のいい人」がやっていることを1冊にまとめてみた』です!
TVでもよくみる脳科学者の中野信子大先生による、自身の周りにいた「頭のいい人」を観察してできた一冊が本書です。
著者はあの東大卒業後、フランスで博士研究員として勤務し、またあのMENSAの会員であった方です。
そんな環境に身を置いて、多くの優秀なひとに出会ったからこその一冊というわけですね。
本記事ではそんな本書の要点やおすすめの名言をお伝えさせていただければと思います。
では行きますかっ!
『世界の「頭のいい人」がやっていることを1冊にまとめてみた』はこんな内容(要約)
「世界で通用する頭のいい人」とはただの秀才ではない
『プロローグ』より
そんな本書の要点は以下のようになります。
それぞれ順番に解説していきます。
- 要点❶:頭のいい人は「喜ばせる」
- 要点❷:頭のいい人は「自分を知っている」
- 要点❸:頭のいい人は「自分を追い込む」
要点❶:頭のいい人は「喜ばせる」
相手にギブすることで「社会的報酬」が生じ、人はやる気が出てくる生き物です。
また、喜ばせることで好印象が芽吹き、信頼関係である「ラポール」が形成されていきます。
「頭のいい人」は「人の話を聞く」「人を褒める」ということを実際に行なっているようです。
人の話を聞く
「人は話し方が9割」でもあったように、人間というのは「自分のことがわかってほしい生き物」だから、話を聞いてくれる人に対して好感を抱きます。(記事はこちら)
「頭のいい人」は聞き上手であり、人から好感を寄せられるから広い人脈を持っているそうです。
人を褒める
表面的なことを褒められても全然嬉しくないですよね。
しょっちゅう言われてるかもしれないし、「おだててるのかな?」とも思われそうです。
できる人は、相手のことをよく観察し、自分だけが気づいたことを褒めます。
「あぁ、この人はちゃんと自分のことを理解してくれてるんだな」となって、より好印象を抱くようになるからなんです。
頭のいい人は「喜ばせる」
ラポールにより信頼関係を作る
要点❷:頭のいい人は「自分を知っている」
苦手なことは断る
日本人は特にゼネラリスト傾向が強くて、「あれもこれも頑張んなきゃ」って思考があるみたいですね。
でも、本当にできる人は自分の強みを知っていて、「自分がやるべきこと」以外はやらないようにしています。
少し「エッセンシャル思考」に近い考え方かも知れませんね。(記事はこちら)
適材適所という言葉もあるように、自分の強みを活かして、苦手なことは他のそれが得意な人に任せた方が効率がいいということを捉えているようです。
集中力を身につけない
これは言い換えると、環境を整えて自然と集中力が発揮できるようにしているってこと。
具体的には作業机を綺麗にしたり、スマホの通知をオフにしたり、自然音を聞いたりって感じですね。
「頭のいい人」っていうのは、無理に集中しなくてはと思うより、環境を活かした方が集中力を発揮できるということを知っているみたいです。
頭のいい人は「自分を知っている」
強みを活かすために、苦手なことは断る
要点❸:頭のいい人は「自分を追い込む」
できる人はあえて自分を追い込む状況に身を置いて力を発揮しています。
ストレスに身を投じる
これどういうことかっていうと、あえてプレゼンする機会を自分で作ったり、後述しますが目標達成までの期限を設けたりってことですね。
ヤーキーズ・ドットソンの法則を知ってますか?
ヒトは適度なストレスや緊張感があるとパフォーマンスを発揮できるといった法則です。
できる人はあえてストレスに身を投じて、パフォマンスを高めるように仕向けているってわけです。
目標への期限を設定する
目標を決める人は多いと思いますが、なかなか期限を設定する人は少ないですよね!?
期限を決めるということは、限られた時間でやるということ。
つまり、「何もかもやる」ではなくて「本当にやるべきことをやる」ことが重要になります。
だから、頭のいい人は「やらないことリスト」も作ると本書は語ります。
頭のいい人は「自分を追い込む」
ヤーキーズ・ドットソンの法則とは適度な緊張がパフォーマンスを高めるということ。
『世界の「頭のいい人」がやっていることを1冊にまとめてみた』オススメの名言
『世界の「頭のいい人」がやっていることを1冊にまとめてみた』を読み、僕自身が学んだオススメの名言は以下の通りです。
それぞれ順番に解説していきます。
名言❶:「人は見かけによらない」なんて誰が言い始めたのでしょう?私は、この言葉は100%ウソだと思っています。『CHAPTER 04』より
「見た目」は超大事ですよね。
僕も「よくない」とはわかってていても「見た目」で判断しちゃうことあります。
「なんやねん、あの髪型。おっかねぇだろうな。」みたいな感じで。
著者は国立大学の知人から「教授たちは、受験生が美人であればそれだけで満点をつける」みたいなことを耳にしたことがあるらしいです。
また、「ハロー効果」っていうのがあって、性格とかとは別に、外見や経歴がその人の印象を形成するってこともわかっているそうです。
たしかに、できる人って清潔感があって身だしなみもしっかりしている印象。
「頭がいい人」は内面的な要素だけでなく、外見にも気を使っているんですね。
頭のいい人は「見た目を疎かにしない」
「ハロー効果」によって、外見が影響を与える
名言❷:誰も味方がいなにのであれば本を味方にすればいい『CHAPTER 02』より
著者のご友人(?)に、20ヶ国語をマスターしヘブライ大学で言語学というものを教えている「Sさん」という「頭のいい人」がいるそうです。
Sさんは訳ありで養父母によって風紀の良くない学校、学習するにはとてもいい環境とはいえない状況で過ごしてきました。
しかし、このようにSさんが素晴らしく成長できた要因の一つとして「読書」をしてきたということが挙げられています。
読書は少額のお金で大きな成長を見込める「ローコスト・ハイリターン」な最強の自己投資。
また、図書館を使えば「ノーコスト・ハイリターン」にもなります。
環境に依存することなく、「学び」を得ることができる「読書」は人を成長させるにはうってつけの方法と言えますね。
頭のいい人は「本を読む」
環境に依存せずローコストで学べる「最強の自己投資」
名言❸:この儀式というのは、「やりたくないな・・・」という気持ちを心から追い払うための工夫なのです。『CHAPTER 01』より
野球のイチロー選手やラグビーの五郎丸選手には試合中によく行うルーティーンがあることで知られていますよね?
勉強や仕事をやる前にも、このような決まった動き
「儀式」を行うといいそうです。
なんで、これを作業前に行うといいのさ?
脳が作業するための準備を始めるのさ!
作業であれば「作業モード」、勉強であれば「勉強モード」、仕事であれば「仕事モード」に脳が切り替わって取り組むためのモチベーションが高まります。
著者は「サイフォンで美味しいコーヒーをいれる」ことを儀式にしているそうです。
僕の場合は、よくブログを書く前に「逆立ち」をするようにしてます。
頭もスッキリして結構集中できたりしています(笑)
頭のいい人は「儀式をもっている」
脳を準備させ「やる気」を自然と引き出す
『世界の「頭のいい人」がやっていることを1冊にまとめてみた』のまとめ
これまで『世界の「頭のいい人」がやっていることを1冊にまとめてみたの学んだことやオススメの名言を中心にお伝えしてきました。
ここで内容をまとめておきます。
- 頭のいい人は「喜ばせる」
- 頭のいい人は「自分を知っている」
- 頭のいい人は「自分を追い込む」
- 頭のいい人は「見た目を疎かにしない」
- 頭のいい人は「本を読む」
- 頭のいい人は「儀式をもっている」
本書にはここで紹介しきれていない、「頭のいい人」の31の習慣が指南されています。
実在する人物のエピソードをもとに説明されているのがとてもわかりやすくてgoodでした。
本書が気になった方はぜひ手に取ってみてくださいね。