Audibleって実際どうなん?
おすすめのオーディオブックが知りたい!
読書したいけど全然時間がないよ…
本記事では「Audibleのレビュー」を行なっていく。
Audibleのメリットやデメリット・口コミを知ることで、本当に自身に合ったサービスなのかを判断することができる。
Audibleの利用を迷っている方は、ぜひ最後までチェックしてみてほしい。
僕は2021年よりAudibleを利用している。月に10冊は読書をしているが、うち半数はこのAudibleによる“聞く読書”によるもの。他サービスである「audiobook.jp」も使ったことがあるが、こっちの方がいいと思い、今はAudibleを愛用中。
Audibleの基礎情報
- 対象作品数(聴き放題):12万冊以上
- 月額料金:1500円
- ジャンル:小説・自己啓発本・ビジネス書 など様々
- 初回利用:30日間無料サービスあり
Audibleを使ってみた感想
Audibleを使って感じたことをお伝えしていく。
読書量が圧倒的に増える
Audibleを使う前はKindleや紙の本で読書をしていたが、その時の読書量は月に5冊程度。
使い始めてからは、月に10冊程度、だいたい倍くらいの読書量になった。
僕は主に通勤時間にAudibleを使っているが、これだけでも1日に2時間くらいは読書時間に当てられる(通勤先は遠い方だと思う)。
1冊にかかる時間を長めの10時間と見積もっても、5日出勤すれば1冊聴き終わり、月に20日間出勤すれば4冊読書ができることになる。
通勤時間以外にも家事や作業中などに聴けば、より読書時間が伸びるので、もっと本が読めるよう。
読書量が増えるというAudibleのシンプルかつ大きなメリット。
集中力がいらない
自発的な活動である“読む読書”は、活字を目で追う必要があり、結構集中力が必要だったりする。
Audibleでの“聴く読書”であれば、ひたすら本の中身が読まれ続けるので、全く疲れない。
それでいて内容が頭に入ってるのかというと、意外と結構入ってる。
人間の脳は自分にとって重要だと感じる情報は、自然とインプットされるらしい。
集中力を必要としないAudibleでの読書は、いつでもどこでも読書ができるというメリットがある。
読み手が気になる時がある
Audibleは“聴く読書”である以上、読み手が存在しており、結構その読み手の色が出てくる。
僕が気になったのは、メインの登場人物が女性であるにも関わらず男性が読み手であった時。
夢をかなえるゾウ3という小説の主人公は女性だが、どうしても発言がオネェにしか聞こえなかった。
読み手も含めて一つの作品になるので、気になる人には気になってしまうかもしれない。
Audibleのメリット
感想と重複する部分もあるが、ここではAudibleのメリットについてお伝えしていく。
ながら読書ができる
Audibleは“聴く読書”なので、耳が空いている状況であればいつでも読書が可能。
通勤や家事、散歩、筋トレ、作業中など。
ながら読書により、圧倒的に読書時間が増えるので、より効率的に時間を使うことができる。
僕は基本的に通勤中に利用している。職場がちょっと遠目で、片道1時間くらいかかるので、1日2時間の読書量が確保できる。
読書が苦手でも大丈夫
“読む読書”は多くの活字を処理する必要があるので、結構集中力が必要だったりする。
一方、Audibleによる“聴く読書”は流しておくだけなので、特に集中することなく疲れてる時でも読書が可能。
読書のハードルを下げるというのがAudibleのメリット。
対象の本が多い
Audibleの聴き放題対象の作品は12万冊以上であり、他サービスである「audiobook.jp」は15000冊程度であり、その差は歴然。
もともと「audiobook.jp」も使ったことはあるけど、やっぱりAudibleの方が「あ、これも聴けるんだ」ってなる瞬間が多かった。
作品の数だけ読書の幅が広がるので、対象作品が多いのは圧倒歴に嬉しいポイント。
Audibleのデメリット
次にAudibleのデメリットについてお伝えしていこうと思う。
サブスクとしては高い
Audibleの基本料金は月額1500円。
Apple MusicやSpotifyなどの音楽サブスクは大体1000円くらいだし、同じオーディオブックであるaudiobook.jpも1330円であり、これらと比べてみると割高感はある。
とはいえ、本を2冊買うくらいの値段であり、ぼくは「月に2冊以上聴けば元は取れるか」といった感じで使い続けている。
読み手に作品が左右される
読み手を含めて作品の一つとなるため、いい読み手であればその作品がよりよく感じるだろう。
アニメとか観る時、声優にこだわりが強い人とかには結構関わってくるんじゃないか?
Audibleにとって“読み手”は、アニメで言う“声優”、ドラマでいう“キャスト”っていう立ち位置なのかもしれない。
調べ物には向いていない
紙の本であれば、目次を開いて知りたい箇所に素早くアクセスし、必要な文章にすぐ辿り着くことができる。
Audibleも目次は活用できるが、知りたい文章が流れるまで待つ必要があるため、どうしても時間がかかってしまう。
Audibleは、ピンポイントの情報収集するには少々不便。
Audibleの口コミ
Audible良い口コミ、悪い口コミを紹介していく。
良い口コミ
隙間時間に気軽に本を読めるので最高です!!
月額1500円でほぼ全ての作品が聴き放題でとてもコスパが良い!
朗読されている方々の演技も素敵。
悪い口コミ
リピート機能がないので、繰り返し細やかに内容を習得するのに不向き。
外国語のレビューも表示するオプションを追加してほしい。
聴きたいコンテンツがない。
audiobook.jpとの比較
Audible | audiobook.jp | |
---|---|---|
対象作品数(聴き放題) | 120,000作品以上 | 約15,000作品 |
月額料金 | 1500円 | 1330円(聴き放題プラン) |
無料体験期間 | 30日間 | 14日間 |
Audibleがおすすめな人
こんな方にAudibleはおすすめ。
読書量を増やしたい人
耳がフリーであれば、読書ができるのがAudibleの強み。
通勤、家事、ランニングなど、ながら聞きをすることで読書時間は圧倒的に増える。
積読が多い人
買ったはいいものの、読みきれてない本が多い人にもオススメ。
同じ本をAudibleで読書すれば、その本の内容がざっくりインプットされる。
その後、手元にある本で気になった部分を深掘りするするのもいい。
また、内容が頭に入ってる分、その本は読みやすくなるし、また読むという追体験によって新しい読書体験ができる。
これは僕もやってる読み方だけどだいぶオススメ。
読書に集中できない人
Audibleはただ流すだけでOKなので、特に集中力を要すことなく読書ができる。
活字を追ってるとすぐ疲れたり、全く集中できない人にも最適な読書法。
Audibleで聴けるおすすめの書籍
ここではAudibleで聴けるおすすめの本を3つ紹介していく。
夢をかなえるゾウ
シリーズにもなっている自己啓発小説で、その記念すべき一冊目が原点であり頂点(個人的意見)。
突如現れたガネーシャというゾウの神様が、成功したいと望む「THE 凡人」である主人公に課題を課し、徐々に成長していくという物語。
神様なのに超絶だらしない、でも決めるとこは決めるといったギャップのあるキャラクター性が魅力で愛着が湧きやすい。
紙の本で読んでからAudibleで再読した。読み手の声がイメージしてたガネーシャの声にハマってて、だいぶ聴きやすかった。
楽しく読めて多くを学べるという、個人的に大好きな一冊なので、ぜひ聴いてみてほしい。
超筋トレが最強のソリューションである
筋トレ啓蒙家でありTwitter界のカリスマであるTeststeroneによる、筋トレがもたらすメリットを教えてくれる一冊。
著者のパワフルなワードのみならず、科学的根拠を示した上で筋トレの魅力を伝えている。
著者のキャラクター性が全開なので、読み手とのギャップを感じてしまう人もいるかも。
聴くとひたすらに筋トレをしたくなってくる、そんな一冊。
学びを結果に変えるアウトプット大全
おそらく、樺沢紫苑さんの中で最も有名な一冊であり、“アウトプット”という言葉の先駆けとなった一冊。
「アウトプットしないと記憶に残らない」など、アウトプットの必要性を強く説いている。
行動力(=アウトプット)を高めてくれる、そんな一冊。
Audibleのおすすめ使用法
ここでは僕自身が実行しているオススメのAudible活用法をお伝えしていく。
通勤時間に聴く
Audibleに活用するタイミングでおすすめなのが通勤時間。
総務省によると、通勤時間の平均は1時間19分であり、週5日勤務だとしたら7時間弱の読書時間が確保できる。
読書量を手っ取り早く増やせる通勤時間のAudibleを試してほしい。
持ってる本を聴く
僕が実践している活用法で、既に持っている本をAudibleで聴くのもオススメ。
「聴く」ことで「読む」とは違う読書体験が得られるので、本の内容がより深くインプットされる。
アニメを観て原作のマンガも読むのと、おんなじ要領な気がする。
また、積読している本でも、Audibleで聴けばと本の内容がざっくり分かるので、その本を読むハードルがグッと下がる。
手元にある本をAudibleで聴く、というのもやってみてほしい。
1.7倍速で聴く
Audibleは再生速度を設定できるが、僕は1.7倍速に設定している。
聴くスピードが速いほど、読書量を増やすことができる。
とはいえ、この速度より速く設定すると、聴きづらさもあって集中力が必要になり、流し聴きがやりにくくなる。
聴きやすい範疇での最大速度である1.7倍速が個人的にオススメ。
小説など、ゆっくりと本の世界観を楽しみたいのであれば、等倍速でもいいかもしれない。
まとめ:Audibleで耳学を楽しもう
本気時では「Audibleのレビュー」を紹介した。
Audibleはより読書を身近なものにし、読書量を増やすことができるオススメのサービス。
初回利用であれば30日間無料で利用できるので、ぜひこの機会に試してほしい。