HIITには以下のように多くの効果があります。
今回、HIITが筋トレの効果も秘めていることを、本記事を通してお伝えしようと思います。
肥満の人でも筋量は増える
ノルウェー大学の研究です。
座りがちな肥満の人を対象に、HIITを12週間実施しました。その結果、体幹と脚のFFM(除脂肪量:筋肉の量など)の増加をもたらした。他にも体重やウエスト周囲径、CRF(心肺機能)の改善にも至っています。
HIITには筋量をはじめとした、多くの効果があるようです。
スポーツ選手の筋量・パフォーマンスを高める
こちらはタンパ大学の研究です。
ホッケー選手を対象に、HIIT、またはMCT(有酸素運動)を4週間実施しています。その結果、以下のような効果がみられました。
- 筋肉量の増加
- 筋パワーの向上
- パフォーマンスの改善
しかも、筋肉量・パフォーマンスに関してはHIITの方が効果が大きかったようです。
スポーツ選手を対象にしても筋力の改善は見られる上、MCT以上の効果があるみたいですね。
体幹・脚の禁断面積⬆︎
最後に我らが東京大学の研究を見ていきましょう。
こちらは健常成人を対象に、上下肢のエルゴメーターを用いて週2回のHIITを16週間行いました。その結果、大腿四頭筋(5%)、大腰筋(9%)、腹斜筋(7%)の筋断面積が向上しました。さらにCRFの改善にもいたっています。
まとめ
HIITには筋トレの効果も含まれているようです。そもそも筋トレが苦手な人だけどマッチョになりたい人は試してみても良さそうですね。