サウナに入ると筋肉が落ちるってホント!?
ジムにサウナがあるんだけど、筋トレにいいのかな…
サウナの筋トレに対する効果が知りたい!
サウナブームの影響もありジムにサウナが併設されていることが増えてきたが、サウナの筋トレに対する影響を気にする人も多いだろう。
結論からいうと“サウナは筋トレと相性がいい”である。
そこで本記事では「サウナの筋トレに対するメリット」を中心に解説していく。
サウナを上手に活用することで、筋トレの効果も上がり、より早く理想のモテボディが手に入るので、ぜひ最後までチェックしてほしい。
僕は筋トレでは、独学で始めてから1年以内にベンチプレス100kgを達成している。サウナもめっちゃ好きで、サウナ巡りをしていたら気づいた時には50施設以上も行っていた。
サウナの筋トレに対する効果
サウナは筋トレをやってる人にとって多くのメリットをもたらす。
その効果を3つ解説していく。
筋肥大の促進
サウナに入ることで、筋肥大の効果を促進する可能性がある。
マウスを使った実験だが、温熱効果で筋肉が増えたと結果が得られている。
また、ある文献では、熱ストレス×筋トレによって筋肉内のタンパク質が増加し、筋肥大を促進する可能性が報告されている。
疲労回復
サウナに入ることで体温が上昇し、血流がよくなる。
これにより、体内の疲労物質が早く排出されるため、疲労回復の効果が期待できる。
また筋トレとサウナは、それぞれ睡眠の質を上げるので、これも疲労軽減につながる。
ウォームアップ
ウォームアップとして、運動前にサウナに入るのもアリ。
事前に身体を温めておくことでケガの予防にもなるし、筋トレのパフォーマンスUPも期待できる。
筋トレに活かすサウナの入り方
サウナを活用するパターンは2つあり、それは「サウナを先にする場合」と「サウナを後にする場合」。
それぞれ目的や入り方が違うので解説していく。
サウナを先にする場合
サウナを先にする場合の目的はウォームアップである。
さっとサウナ室に入って、体が温まったらジムに向かうといいだろう。
サウナの黄金パターンは「サウナ➡︎水風呂➡︎外気浴」だが、体温が冷えてしまう可能性があるので、水風呂と外気浴は大胆にカットすべき。
どうしても水風呂に入りたいなら、短い時間にするかシャワーで代用する。
自分で書いといてなんだけど、僕は筋トレ前には絶対サウナに入らない。「ととのい」のないサ活は、まさに生き地獄そのもの。
サウナを後にする場合
こちらの場合の目的は「筋肥大促進」や「疲労回復」である。
「サウナ➡︎水風呂➡︎外気浴」を3セット、サウナの王道パターンで入ればOK。
- サウナ室:8〜12分、脈拍数が120bpm程度
- 水風呂:30秒〜2分、気道がスースーしたら
- 外気浴:5〜10分、身体が冷めない程度に
こっちの方が断然オススメ。筋トレ後の疲労が「ととのい」を一層加速してくれる。超気持ちいい。
サウナ+筋トレの注意点
いくつか注意点があるので説明していく。
水分を十分に摂取する
サウナと筋トレともに汗をかく活動なので、脱水症状には気をつけたいところ。
特にサウナは最大で2Lも発汗する。
筋トレやサウナ前にしっかり給水をしたり、こまめに水分を摂るようすべき。
サウナを先にする場合の筋トレは低負荷
書籍「医者が教える究極にととのうサウナ大全」によると、サウナ後の筋トレは低負荷で行うといいそう。
高負荷のトレーニングだと、持久力の低下から十分に負荷をかけられなくなってしまうのだとか。
サウナが併設されているジム
サウナが併設されているジムってどこにあるの?
サウナが併設されているジムはこんな感じ
テルマー湯 新宿店
➡︎歌舞伎町にある温泉施設で、なんと屋上に筋トレエリアが存在する。入館料のみで利用でき、サウナのクオリティ自体も高いので、ぜひ足を運んでみてほしい。
ジェクサー・フィットネス&SPA
➡︎東京を中心に展開しているフィットネスクラブ。日本サウナ・スパ教会にも加盟している店舗もあり、月額費は高めだが本格的なサウナも楽しめるよう。
公営ジム
➡︎市営ジムにもサウナが併設されている場合がある。他よりも安価で利用できる場合があるのでこちらもオススメ。
また、GYYMという都度払い制のジム利用サービスがあるが、こちらでもサウナが併設されたジムを検索・利用できるので、気になる方は試してもいいかもしれない。
まとめ:サウナを活用して筋トレの効果を高める
本記事では「サウナの筋トレに対する効果」を中心に説明した。
サウナを上手に活用することで、筋肥大をより促進できる可能性がある。
また、個人的な意見だが、筋トレ後のサウナは格別に気持ちいいので、ぜひ“サウナ×筋トレ”を試してみてほしい。
もっとサウナを学ぶならこの一冊
よりサウナについて知りたい人におすすめなのが「医者が教える究極にととのうサウナ大全」という書籍。
医者でもあり、サウナ学会の会長でもある著者による一冊で
- サウナの入り方
- サウナの効能
- より「ととのう」方法
を、知ることができる。
さまざまな論文をもとに解説しており、内容の信頼性が高いというのも非常にポイント。
書籍だと体系的にインプットができ、非常に効率が良いので、ぜひ手に取ってみてほしい。