コミュニケーションに、特別な才能は必要ありません。ちょっとした意識や工夫で、誰でも身につけることができる「技術」です
3秒で心をつかみ 10分で信頼させる聞き方・話し方(著)小西美穂

こんにちは、ころねです。身の回りにコミュ力の高い人っていませんか？誰とでもうまく打ち明け、人望も熱い姿には羨ましい限りですよね。本日のテーマは「会話」です。本記事はこんな方におすすめ。

コミュ力を上げたい
人の話を聞くのが苦手
人間関係を良くしたい

では早速、本記事の結論から。

会話により人間関係は良くなる。リラックスして話せるようにすること、相手が話したいと思わせるように聞くことで会話は上手くいく。

参考書籍

本記事は「3秒で心をつかみ 10分で信頼させる聞き方・話し方（著）小西美穂」を参考にしております。本書は、報道記者・アナウンサーである著者が、多くのエキスパートとの会談から得た会話術が書かれています。

Contents

コミュニケーションに必要なのはリラックス
人は話を聞いてほしい生き物
相手の名前を大切にする
まとめ

コミュニケーションに必要なのはリラックス

いちばんの決め手になると私が思うのは、ズバリ、「ほんわか」の演出です
3秒で心をつかみ 10分で信頼させる聞き方・話し方(著)小西美穂

会話やコミュニケーションが上手な人は相手に、相手に好印象を与えることができます。人間関係を考えると、大事なスキルですよね。

その会話において必要なことは「ほんわか」だというのです。言い換えると「リラックス」ですかね。相手に緊張感を持たせず、リラックスした状態で話してもらうことで、話し手は気持ちよく会話を行えるからだそう。確かに、話をしてて、落ち着かない人をみると「なんでそんなソワソワしてんるんだろう」って思っちゃいますよね。

相手がリラックスするために自分も落ち着く

相手にリラックスして話してもらうために必要なこと、それは自分もリラックスすることです。自分がソワソワしてたら相手も緊張しちゃいますもんね。

自分がリラックスするためには、「落ち着かなきゃ」と思わず「深呼吸」することがいいそう。リラックスしようと思えば思うほど逆効果になってしまうもの。深呼吸は自律神経を介して人はリラックスできるそうです。その際のポイントは「吸う」より「吐く」ことに集中した方がいいとか。

会話において「リラックス」は大事なこと。まずは自分が落ち着くために、緊張した時は「深呼吸」をしてみてはいかがでしょうか？

人は話を聞いてほしい生き物

「人は話し方が9割（著）永松茂久」によると、人は自分のことをわかって欲しいから、話を聞いてくれる人のことを好きになるそうです。つまり、「聞く」ことが上手な人はトークが上手い人となります。

返しやすい質問をする

ではどうやって人の話を聞くか？そのコツの一つとして返しやすい質問をすることです。具体的には数字で答えられる質問をかけるといいそう。答えに困ってしまうような質問は相手も困ってしまい、会話のリズムも悪くなるというもの。「数字で答えられる質問」であれば、質問のポイントも分かりやすく、答えやすいので、ストレスなく相手も返すことができると。「何年間サッカーをやってたんですか？」「兄弟が何人いるんですか？」「旅行は年に何回くらい行かれるんですか？」

回答の幅が狭ければ、相手も深く考えずに質問が返しやすいですよね。話を聞くということは、相手の話を広げていくこと。そのために質問することは不可欠。「返しやすい質問」をすることで相手はストレスなく話をしてくれるでしょう。

相手の名前を大切にする

自分に対して「リスペクト」を感じると嬉しいですよね。会話において、「自分はあなたをリスペクトしている」といったメッセージを伝えるテクニックがあります。それは相手の名前を呼ぶことです。

名前を呼ぶことは相手へのリスペクト

「自分の名前」嫌いな人はそういないはず。大切な親からもらったものですもんね。会話で相手の名前を呼ぶことは、相手に「リスペクト」のメッセージを伝えることにもなります。面と向かって話していて、会話を続けるだけなら「名前を呼ぶこと」は不要なはず。にも関わらず、名前を口にすることは「あなたを大切にしている」といったメッセージにもなるそう。

会話の際は、相手の名前を大事にしてみましょう。相手は自分のことを身近に感じて、より話をしてくれることでしょう。

まとめ

コミュニケーションが上手いと、相手に好印象を残すことができる。そのためには双方リラックスする。
人は自分の話を聞いて欲しいもの。「聞き上手」こそ会話が上手い人。「数字」で答えられる質問をすることで、リズムが生まれ会話は発展していく。
会話の中で相手の名前を呼ぶ。個人として大切にしてくれる、そう伝わることで聞き手の緊張は和らぐ。

会話上手は人生において大事なスキル。ありがとうございました。

著作者（著者・出版社等）の皆様へ

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