「HIITって実際どんなメリットがあるの?」
今何かと話題のトレーニング方法、それが「HIIT」
短時間で行うことができるにも関わらず、その効果はたくさん認められており、心肺機能の向上や筋力の強化、体脂肪の減少など様々。
そんな時間効率の高い「HIIT」だが他にも意外なメリットがあることがわかっている。
そこで本記事では「HIITの意外なメリット」について紹介していく。
HIITとは?簡単にHIITについて解説
HIITとは運動の種類の一つで、強度の運動と休憩を短時間繰り返す。
その圧倒的なメリットが時間効率の良さ。
短時間で完結するにも関わらず、有酸素運動と同等の効果を得られることが多くの報告でわかっている。
心肺機能の向上にとどまらず、筋力の向上、ダイエット効果なども確認されている。
HIITの意外なメリット3選
そんなHIITには意外なメリットがある。
ここでは3つ紹介していく。
頭が良くなる
マカオ大学の研究によると、HIITは「BDNF」の増加をもたらす。
BDNFとは「脳由来神経栄養因子」のことで脳の成長を促すタンパク質のこと。
運動で頭が良くなることは知られていましたが、それはHIITにも当てはまる。
HIITは楽しい
楽しいことは続くし、楽しくないことは続けられないというのが人の性。
運動が楽しいものだったら、と思う人も少なからずいるのではないだろうか?
HIITはなんと科学的にも「楽しさ」が実証されている。
ニューカッスル大学による活動性の低い成人を対象にした研究において、対象者は研究者によるHIITのセッションに参加するように求められた。
その結果、参加者はHIITに対して非常に高い満足度を得た。
炎症が改善する
炎症は様々な体調不良のもとであり、肌荒れや乾燥をもたらし、見た目が老ける原因ともされている。
つまり炎症の改善はアンチエイジングに直結する。
ノルウェー科学技術大学によると、週2回のHIITを10週間行うことで、CRP(炎症を表す指標)が減少する傾向が確認された。
HIITにはアンチエイジングの効果も期待できる。
HIITを実践するには?
- バービーやエアロバイク、全力ダッシュなど運動の種目を一つ選ぶ
- 選んだ種目を全力で20秒行う
- 10秒の休憩を挟む
- このサイクルを8セット程度繰り返す
まとめ|色々な効果をもたらすHIIT
多くの人が必要だと感じつつも「時間のなさ」を理由に習慣にできていないのが運動習慣。
そんな多忙な人にとって救世主となりうるのがこの「HIIT」
短時間でできるにもかかわらず、時間を必要とする有酸素運動と同等ないしそれ以上の効果・メリットを秘めている。
ぜひ、一度はこの時間効率最強の自己投資習慣に取り組んでみてはいかがだろうか?
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著者は医師であり、科学的根拠をもとに解説してあるので信頼性もバツグン。
読むことで、
- HIITのメリット
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などが理解できる。
難しい用語もわかりやすく説明されているので、読む進めやすいオススメの一冊。