ニュースニュース、今日も見まくって最近の情勢を把握しないと
それってお前に関係あるん?とりあえずこれ読んでみ!
自分のインプット手段に自信のない人にオススメなのが『News Diet』です!
「スイスの知の巨人」であるロルフ・ドベリ大先生による『ニュースがどれだけ僕たちを蝕むか』を徹底的に教えてくれる一冊となっております!
そんな本書における個人的によかった名言は以下の通り。
- 名言❶:あなたの人生における重要なこととニュースには、なんの関連もない
- 名言❷:あなたの「能力の輪」の内側にある情報はどれも価値のあるものばかりだが、「能力の輪」の外側にある情報はすべて無視したほうがいい
- 名言❸:脳のある領域が発達すると、それにともなって別の領域は退化するらしいのだ
それぞれ順番に深掘りしていきます!では行きますかっ!
ニュースは見なくていい
あなたの人生における重要なこととニュースには、なんの関連もない
『065ページ』より
ニュースは見なくていいって話!
僕たちは年間約2万個ものニュースを見ていて、これは1日あたり60本のニュースを消費していることになります。
そこで著者は「今までみたニュースの中であなたの人生に役立ったものはあるか?ないよね?」的なことを言っています。
つまり「ニュースは人生において役に立たない」ということ。
大事なのは自身に関係のあるものだけインプットすべきだと著者はいいます。
僕は1年前くらいですが、TVが壊れたのをきっかけにそこからほとんどニュースを見てない生活をしていますが、現状困ったことは特にありません。
見たほうがいいのはディズニーランドのエレクトリカルパレードだけ、ニュースの大半は見なくていいもの!
関係のないニュースを排除する
あなたの「能力の輪」の内側にある情報はどれも価値のあるものばかりだが、「能力の輪」の外側にある情報はすべて無視したほうがいい
『077ページ』より
関係のないニュースを排除するって話!
「能力の輪」という言葉が本書には出てきますがこれは簡単にいうと「自身に関係のある領域」のこと。
医者であれば医療に関する情報、弁護士であれば法律に関する知識、ボディービルダーであれば栄養学の知見などといった感じで。
著者は「広い知識」よりも「深い知識」を身につける重要性を問いています。
だから「能力の輪」の外にある、つまり自身に関係のない情報を排除して、深い知識を身につけようってこと。
そうなると、アイドルのすっぴん情報とか、大半のニュースは関係ないってことになりますね。
自身にとって必要な情報を見極めて、それ以外のものは排除する。
ニュースを見ると本が読めなくなる
脳のある領域が発達すると、それにともなって別の領域は退化するらしいのだ
『137ページ』より
ニュースを見ると本が読めなくなるって話!
ロンドンのタクシー運転手は複雑な交通経路を記憶するために、海馬という脳の箇所が発達しているといいます。
脳にはその環境に適した状態に変化する性質があり、ニュースを消費し続けることで、ニュースをインプットしやすい脳になってしまいます。
あらゆる情報に反応しやすくマルチタスクが得意になる一方、一つのことに集中したり長文を読むことが苦手になってしまうわけ。
つまり、ニュースを消費し続けることによって、集中力や読解力が必要となる読書を行うことが難しくなってしまうということ。
脳そのものが変化してしまうって考えると中々怖いなって感じがしますよね。
ブレイクダンスをし続けると肌を保護するために肩に毛が生えてしまうように、脳もその環境に適した形に変化してしまう!
『News Diet』のまとめ
『ニュースがどれだけ僕たちを蝕むか』を徹底的に教えてくれる一冊となっております!
自分のインプット手段に自信のない人はぜひ本書を手に取ってみるべしっ!