あぁ、もう、全然考えがまとまらん…どうすればええんや…
「紙一枚」に思考をまとめる練習をするんや。これ読んでみ!
これからの時代を生き抜くために必要な「考える力」を身につけたい人にオススメなのが『驚異の「紙1枚!」プレゼン 説明0秒! 一発OK!』です!
かつてあのトヨタで働いていた社会人教育の専門家である浅田すぐる大先生による『思考力を養い情報伝達スキルを高めるメソッド』を伝授してくれるのが本書になります!
そんな本書における個人的によかった名言は以下の通り。
- 名言❶:「資料作成の本質は、考え抜くこと」です
- 名言❷:「紙0枚」時代が来るからこそ、「紙1枚」にまとめる技術はますます必要になる!
- 名言❸:「プレゼン」とは「考え抜く力」そのものなのです
それぞれ順番に深掘りしていきます!では行きますかっ!
デジタル化が「考える」機会を減らした
「資料作成の本質は、考え抜くこと」です
「はじめに」より
「デジタル化」「チャットの普及」「テレワークの導入」によって資料作成の機会が減ってきています。
資料作成には「考え抜く過程」が必要になります。
つまり資料作成の機会が減るということは「考える機会」も少なくなってしまうということ。
そこで、現代において必要な力である「考える力」を身につける方法としていつのが「紙1枚」での資料作成というわけです。
最近やっと実践し始めたんですが、やはり思考を整理するには紙に書くという過程が必要なんですね。
デジタル化による代償「思考の機会の欠如」を取り戻せ!
「紙1枚」で思考整理する
「紙0枚」時代が来るからこそ、「紙1枚」にまとめる技術はますます必要になる!
「序章」より
実際に紙1枚で思考整理をする手順は以下の通りです
- 赤青緑の三色ボールペンを用意する
- 緑ペンで紙を16分割するように線を引き、左上の枠にテーマを書く
- 青ペンでそれぞれの枠にキーワードを書く
- 赤ペンでキーワードを囲ったり線で結んだりして考えをまとめていく
やはりこの時にポイントになるのは紙1枚にまとめるということ。
紙1枚というスペースの制約が情報の必要・不要を選別するきっかけになり、本当に言いたいことが整理されるから。
人間には考えるキャパシティが限られているから、制約が必要になるんですね。
限られた条件だからこそ思考が整理される!
信頼は伝わるスピードそのもの
「プレゼン」とは「考え抜く力」そのものなのです
「終章」より
本書ではプレゼンの方法まで書かれていますが、その方法もやはり紙1枚で行うというもの。
紙1枚で一貫されたフォーマットによって繰り返します。
そして「分かりやすかった」という実績が積み重なることで相手は信頼(プレゼンス)を蓄積してきます。
徐々にこちらの情報提示量は少なくても伝わるようになり、最終的には言わなくても伝わる状態(Scilence is goal)になるといいます。
一貫した方法でプレゼンを繰り返すことで相手からの信頼を得られるということ。
僕は「あっちの方がいいんじゃないか?」とすぐ思ったりしてすぐに資料のフォーマットを変える癖があるんで、気をつけないといけないですね。
信頼を積み重ねることで、伝わりやすい状態が形成されていく!
『驚異の「紙1枚!」プレゼン 説明0秒! 一発OK!』のまとめ
『思考力を養い情報伝達スキルを高めるメソッド』を伝授してくれるのが本書になります!
これからの時代を生き抜くために必要な「考える力」を身につけたい人はぜひ本書を手に取ってみるべしっ!