「自重とウエイト、どっちで筋トレするのがオススメ?」
「どんな違いがあるの?」
筋トレをしている人の中では自重派、ウエイト派で別れていることが多く、結局どっちでやった方がいいのか迷うことも多い。
しかし、どちらにも長所・短所があるので、一概にどちらが良いとは言えず、個人的には両方行う方がいいと思う。
そこで今回、「自重トレーニングとウエイトトレーニングのメリット・デメリット」についてお伝えしていく。
本記事を読んでもらうことで、理想とするナイスボディーに近づくことができると思うのでぜひ最後まで読み進めてほしい。
独学で筋トレを始め、8ヶ月でベンチプレス100kgを達成。元々ジムトレがメインだったけど、今はディップススタンドを使って家トレを中心にやっている。ヒューマンフラッグやストラドルプランシェは習得済み。
そもそも自重トレーニングで効果は出るのか?
自重トレーニングだけでも十分に筋肥大することは可能である。
プッシュアップとベンチプレスを比較した研究があるが、筋肥大の程度に差はなかったと報告している。
別の研究でも同様の結果が得られている。
僕もウエイトトレーニングから自重トレーニングにシフトしたが、胸囲が大きくなっているなど、筋肥大し続けている。
筋トレは、自重だろうがウエイトだろうが問題ない。
自重トレーニングのメリット・デメリット
とはいえ、自重・ウエイトにはそれぞれ特徴があって、メリット・デメリットがある。
それを解説していく。
メリット①:どこでもできる
自重トレーニングのメリットが「どこでもできる」という点。
ダンベルやバーベル、ベンチ台を使用しないので、基本的には家で実践可能。
時間や場所にとらわれないというのは、自重トレの魅力の一つ。
メリット②:お金がかからない
お金がかからないという点も、自重トレのメリット。
0円でもできる。
ヨガマットなどを買うとしても、その場限りの出費なので、ジムに通うのに比べたら全然安い。
メリット③:種目が多い
自重トレーニングは種目が多く、筋トレにバリエーションをもたせることができる。
腕立て伏せ一つでも10を超える種類がある。
またプランシェやフロントレバーなど上級者向けの技を目指すのも楽しみの一つ。
実際、僕も技の取得をモチベーションの糧にしており、筋トレの継続に至っている。
多種多様なトレーニングは自重トレのメリット。
デメリット①:モチベーションが維持しにくい
自重トレは、人によってはモチベーションを維持しにくい。
家でやるとなると誘惑となるものが多く、ジムと違って周りに筋トレしてる人がいないので、なかなか集中して取り組めない人も多い。
先にお伝えしたように、技の取得をモチベにしたり、家族など一緒にやる人を見つけるなどの工夫が必要になる。
デメリット②:負荷の調整が難しい
自分の体重を負荷にするので、自重トレは負荷量の調節が難しい。
負荷量を調節するには以下のような工夫が必要となる。
- バンドや重りなどを使用する
- ゆっくりと動作を行う
- 種目を変える
ウエイトトレーニングのメリット・デメリット
メリット①:早く筋肥大しやすい
ウエイトトレーニングのメリットは、早く筋肥大しやすいという点にある。
自重トレと違って、容易に高負荷でのトレーニングが可能になるから。
高負荷でのトレーニングは、より多くの筋繊維が活動することになるので、筋肥大しやすい。
メリット②:モチベーションが上がりやすい
モチベーションが上がりやすいのもウエイトトレーニングのメリット。
挙げられなかったが挙げられるようになる、という感覚は前進感からやる気が湧いてくる。
また、ジムでトレーニングするとなると、周りの人もみんな鍛えているので、自然と「やろう」という気持ちになる。
メリット③:負荷の調節が簡単
自重トレと違い、ウェイトトレーニングは負荷の調節が簡単である。
プレートの数を変増やすか、ピンの位置を変えるだけで可能。
自分のやりたい負荷量・回数で行えるということは、筋肥大に直結しやすいということ。
デメリット①:お金がかかる
ウエイトトレーニングをするとなると、ジムに通うことが大半になるのでお金がかかってしまう。
会員制のジムだったら、月にだいたい7000円くらいはかかる。
年単位で換算すると10万円弱くらいにもなる。
費用がかかりやすいというのは、ウエイトトレーニングのデメリットだろう。
デメリット②:ケガしやすい
高負荷を扱うことが多いので、ウエイトトレーニングはケガのリスクが大きい。
もちろん正しいフォームで行えば問題ないが、学校で筋トレの授業があるわけではないので、初めの頃からキレイなフォームでできる人の方が少ない。
なので、人から教わったり、動画で撮って自分で修正するといったことが必要になる。
まとめ
自重トレーニングとウエイトトレーニングのメリット・デメリットをまとめると以下のようになる。
個人的には自重とウエイトを併用して行うのがオススメ。
ただ、筋トレにおいて最も重要なのは「継続」なので、自身に合った方法で構わないと思う。