こんにちは,ころねです.みなさんは読書が得意ですか?なかなか”Yes!”と自信をもって言える人はいないと思いますが.今回は「読書力」を身につける方法をお伝えしていけたらと.
本記事を読むことで
- 読書の必要性が分かる.
- 本を読むことへのモチベーションが上がる.
- 読書のコツや方法が分かる.
先に結論からお伝えします.
読書は情報社会の今において超重要。目的と期限を設けて読書を重ねることで、読書力は身に付いていく。
本記事の参考書籍です.
今回は著者「斎藤孝」さんによる「大人のための読書の全技術」です.
著者の斎藤孝さんは明治大学の教授でありながら,TV出演もされている方です.本書を読むことで読書の必要性・メリット・方法が理解できると思います.気になる方はぜひ手に取ってみるべきかと.
読書が必要な理由
なぜ,読書が必要なのか?それは今が情報社会であり,日々情報が更新されていくからです.テクノロジーの発達により私たちはいつでもどこでも情報を入手することが可能ですよね.
そんな情報過多な今,全ての情報を手にすることは不可能.でもあらゆる領域で情報は日々更新されており,新しい知見を手に入れる必要があります.
ではネットやTVで情報にアクセスすればいいかと思いますが,それは「受動的」であり「断片的な情報」にすぎません.自発的に考えないので「考える力」は身に付かず,得て情報も「点」でしかないので応用が効きません.
一方で本から学ぶと言うことは,「自発的」であり「体型的な情報」を得るとことに等しいです.思考力が身に付きますし,得た情報は応用が効きます.
情報過多のこの社会で生きていくには「読書」がめちゃくちゃ有効なんです.
読書に才能は必要ない
読書が必要なのは何となく分かってても,「苦手だからな〜」と感じる方も多いんじゃないでしょうか?ただ,本を読むのに頭の良し悪しは関係ないそうです.どういうことかと言うと,読書力は読書を通して培われていくということ.
本を読むほど,知識は脳内に蓄積されていきます.知っていることが増えると,その本から学ぶべき情報は限定されていく.よって,読むべき量が減るので読書のスピードが上がり,どんどん読めるようになります.たくさん読めるようになれば自信もついてきて読書に対しての苦手意識が得意に変わっていきます,
本を読むようになれば,読書力が身に付き得意になっていく.読めば読むほどプラスの循環にはまるわけです.
「目的と締切」を設ける
どんな物事にもコツがあるように,読書にもコツがあります.それは「目的と締切」を設定することです.それだけでOK.目的意識があるたけで脳はその目的に即した情報をインプットしようとします.
オススメの目的は「人に教えること」.他人に伝えるためには,深く理解し言語化できる必要があります.「何となく分かった」では教えることはできないですよね.また教えることを前提に学ぶだけで記憶率は大幅にUpします.本を読むときはよりインプットするために「目的」を決めましょう.
「締切」を設定することも重要です.「デッドライン効果」により本を読む集中力が増加.テスト前日の集中力とかヤバいですよね.また,期限内での読書をする,これを繰り返すことで「速読力」もましていくそうです.筋トレやスポーツと同じように読書力にも効率的に鍛える方法があるということです.
「目的」と一緒に「締切」を決めて読書をしてみてはいかがでしょうか?本の理解が深まり,読書力が付くことを実感できるはずです.
まとめ
最後に今日お伝えした内容をまとめてみます.
- 情報社会の今こそ、読書をする必要がある。情報の更新が繰り返されていくため、あらゆる領域において最新の知見を得なくてはいけないから。ネットやテレビとは違い本は体系化された知識が身につくから応用が効く。
- 本を読む力は頭の良し悪しと関係ない。ある分野において詳しくなることは、その本から得るべき情報が少なくなるから。つまり、本を読むスピードが上がるということ。
- 本を読むコツは「目的と締切」を設けること。人に教えるつもりで読めば、深いところまで理解しないといけない。期限があれば、それ自体が負荷になり速読力が身につくそう。
今日はここまで.皆さんの読書生活に役立てば嬉しいです.ありがとうございました.