こんにちは,ころねです.皆さんは読書の際に何か工夫をしていますか?特に何もしていないという方に朗報です.本記事でご紹介するのは読書の効率を高めるコツになります,本記事を読むことで
- 読書のコツがわかる
- 本を読んだ際の理解力が高まる
- 読んだ本の内容が覚えてられる
それでは早速,本記事の結論から.
効率良く読書をするにはスキミングが有効.運動や睡眠をうまく活用することでも本の記憶率は向上する.
参考書籍
本記事の参考書籍は「メンタリストDaigo」さんによる「知識を操る超読書術」です.皆さんご存知のDaigoさんによる一冊.科学的根拠に基づいた読書法をわかりやすく示してあります.
スキミングをする
読書の効率を高めるために「スキミング」というテクニックを使ってみましょう.「スキミング」とは簡単に言うと,読むべきところを見極めその部分だけ読むこと.その手順をお伝えします.
まずは本の内容を大まかにでも理解しましょう.そのために表紙や帯からこの本に書いてある情報を入手します.表紙や帯は購買意欲を掻き立てるために,その本のに内容が凝縮されていますので大体の内容は予測可能です.次に目次にしっかり目を通しましょう.そして,自分が知りたい内容を明確にし,その該当する部分だけ読めば良いのです.あらかじめ大体の内容が把握できているのでスラスラと読み進めることができる上に,読むべきページ数が少なくなるので一冊にかかる時間も短縮することができます.
また真ん中の「章」をスキミングすることもオススメだとされています.各章の中でも真ん中の章は,話の肝が来ることが多いからだそう.その部分を読んで興味や関心がそそられたらその本がマッチしているかどうかが分かるため,「読むべきか否か」が判断できるからと.本屋での立ち読みで,買おうか迷っているときにも使える方法ですね.
「必要な箇所だけ見抜いてその部分だけ読む」という「スキミング」は非常にオススメです.本の理解度が増す上に,一冊にかかる時間が大幅に短縮できるから.
運動をする
読書効率を高めるテクニックに「運動」があります.「読書と運動,関係あるの?」そう思われるかもしれませんが,関係大アリ.運動を組み込むことで読書の記憶率は大幅にupするんです.
「BDNF」という言葉をご存知でしょうか?これは「脳由来神経栄養因子」のことで,脳の成長に大切な物質です,何と運動をすることで,この「BDNF」が分泌されることが分かっています.これにより脳が成長を来しやすくなり,何かを学ぶ際の吸収率がグーんとUpするようです.また運動をすることで「ドーパミン」という脳内神経物質も分泌されます.「ドーパミン」には集中力や認知力を高める作用があるため,こちらも読書効率を向上させてくれます.
「BDNF」「ドーパミン」運動によってこれらの物質が誘発されますが,これにより読書の質が高められます.イリノイ大学によると20分程度のウォーキングで十分だそう.健康にも良く,何と読書にもいいこの「運動」ぜひあなたの読書ライフに運動を組み込んでみてください.
睡眠を挟む
もう一つ,読書効率を高めるテクニックをお伝えしますが,それは「睡眠」です.ぜひ,読書の合間に睡眠を挟んでみてください.本の内容が定着することが実感できます.
睡眠には記憶を整理する機能があるので,読書で学んだ内容がよりインプットされやすくなります.リヨン大学の研究に,睡眠と記憶の関係を調査したものがあるそう.40人の男女に対しスワヒリ語を記憶してもらった結果,勉強の合間に睡眠を挟んだグループの方が,そうでないグループに比べ記憶率が高かったそうです.
記憶率を高めるテクニックとしての「睡眠」,ぜひ取り組んでみてはいかがでしょうか?
まとめ
- スキミングをすることで,事前に本の内容が把握できるので読書の理解度が増す.また読むべき量が減るので一冊にかかる時間が短縮できる.
- 読書の前に運動をすることで効率良く読書ができる.BDNFやドーパミンといった物質が分泌されるから.
- 読書の合間に睡眠を挟むことで記憶が整理されるため,本の内容における記憶率が向上する.
今日はここまで,ありがとうございました.