正しい選択をしていい人生を送りたいなり!
ならやるべきことは「思考の落とし穴」を理解することやな。これ読んでみ
選択の連続である人生で、合理的な選択をしたい人にオススメなのが『Think right 誤った先入観を捨て、よりよい選択をするための思考法』です!
「スイスの知の巨人」であるロルフ・ドベリ大先生による『僕たちが陥りがちな失敗に近づいてしまう思考のクセ』を伝授してくれるのが本書になります!
そんな本書における個人的によかった名言は以下の通り。
- 名言❶:「思考の落とし穴」を自覚していれば、大きなダメージを防げるようになり、手遅れにならない
- 名言❷:誰だって自分の信じていることに銃弾を撃ちこまれたいとは思っていない
- 名言❸:「選択肢が多いこと」は、わたしたちを幸せにしてくれる。だが、限界がある
それぞれ順番に深掘りしていきます!では行きますかっ!
「思考の落とし穴」を避ける
「思考の落とし穴」を自覚していれば、大きなダメージを防げるようになり、手遅れにならない
『はじめに』より
「思考の落とし穴」を避けるって話!
「思考の落とし穴」っていうのは、簡単にいうと「自分では気づきにくい不合理な脳のクセ」のこと。
不合理になりやすいパターンを知っておくだけで、自分が合理的に考えられてないことに気づけ、違う選択肢を用意できるようになります。
本書では避雷針を例にしていますが、避雷針があることで、雷の存在は消えないにも関わらず、雷への不安や恐怖は格段に少なくなりました。
同じように、「思考の落とし穴」の知識を持っておくだけで、誤った選択をするリスクは激減します。
ジムに行くとき忘れずにプロテインを持ってくように、人生では「思考の落とし穴」の知識を携帯する!
反対の証拠に目を向ける
誰だって自分の信じていることに銃弾を撃ちこまれたいとは思っていない。
『32ページ』より
反対の証拠に目を向けるって話!
「確証のワナ」といって、人は自分にとって都合の良い事実にばかり目がいく、といった性質を持っています。
占い師のいうことがよく当たるって感じるのは、占い師のいう曖昧な発言の中に、自分に当てはまることを見出しているからです。
この「確証のワナ」の影響を逃れるには、反対の証拠を探す必要があります。
自身に対して客観的に目を向けて批判的吟味をするってことですね。
いやー、これはマジで難しい。
だって自分にとって不都合な事実を探すのって、進めてる作業をやり直したりとか、めんどくさいことに直結しそうじゃないですか。
自分を鬼にして、批判的に自分を見れるように頑張ります。
もう一足の靴下を必死に探すように、自分にとって都合の悪い事実も見つけ当てる!
選択肢は多すぎると困る
「選択肢が多いこと」は、わたしたちを幸せにしてくれる。だが、限界がある
『43ページ』より
選択肢は多すぎると困るって話!
- 決断できなくなる:ジャムを24種類試食させるよりも6種類試食させた方が売り上げは格段に多かった
- 不満を感じる:「本当に正しい選択だったのか?」と自信を持てなくなる
人が思考できる幅には限界があるってことですね。
そこで著者は「まずまずの答え」で満足するようにしようといいます。
ギフトのカタログとか見てると「これもいいな」って思うものがありすぎて全然選べない時とかあるんですよね。
今の社会はこれでもかってくらい選択肢が溢れてるから、完璧主義者にならないように選択する!
『Think right 誤った先入観を捨て、よりよい選択をするための思考法』のまとめ
『僕たちが陥りがちな失敗に近づいてしまう思考のクセ』を伝授してくれるのが本書になります!
選択の連続である人生で、合理的な選択をしたい人はぜひ本書を手に取ってみるべしっ!