「説明が下手」これはビジネスヤドカリにとっては致命的や…
「説明の順番」を意識するとええで。これ読んでみ
「それってどういうこと?」を連発され人に説明することにトラウマを覚えそうな人にオススメなのが『一番伝わる説明の順番』です!
戦略コンサルタントである田中耕比古大先生による『人にわかりやすく説明する上で最も大切なこと』を伝授してくれるのが本書!
そんな本書における個人的によかった名言は以下の通り。
- 名言❶:人は思っている以上にわかりにくいものが嫌いです
- 名言❷:説明における、優先順位の最上位は「相手が知りたいこと」です
- 名言❸:書くという行為は、思考を「言語化」「可視化」する作業に他なりません
それぞれ順番に深掘りしていきます!では行きますかっ!
伝えるには説明の順番が肝
人は思っている以上にわかりにくいものが嫌いです
『第1章』より
自分の伝えたいことを伝えるために重要なことは「説明の順番」を意識することです。
話す順番によって聞き手が受け取る情報が変わってしまうから。
「自分が考えた順番」と「相手が聞きたい順番」は違います。
ではどのような順番で話せばいいかっていうと
- 前提
- 結論
- 理由
- 補足情報
- 結論
といった感じですね。
これを知ってから上司とか周りの人が話すたびに「もっと分かりやすくできそうなのにな」って思ったりしちゃってます。
めっちゃ性格悪いですね(笑)
必死に効率よくアトラクションに乗るためにディズニーランドの回る順番を考えるように、相手に伝える時には説明の順番を意識する!
自分の伝えたいことを削る
説明における、優先順位の最上位は「相手が知りたいこと」です
『第2章』より
「この人話長いし何言いたいんだ?」と感じるように、人は話すときに余計なことまで話しがち。
より聞き手に理解してもらうためには、自分の言いたいことに優先順位をつけて必要のない情報は切り捨てる必要があります。
聞き手にとっては短い方が理解がしやすいから。
僕は「短く」を意識しすぎて、情報を端折りすぎるクセがあるので気をつけたいですね(笑)
本当に必要な情報を見極めてそれ以外を切り捨てる勇気が、聞き手の理解を爆上げさせる!
人に伝える前に紙に書く
書くという行為は、思考を「言語化」「可視化」する作業に他なりません
『第3章』より
相手により理解してもらうには、自分の伝えたいことを整理しておく必要があります。
そのためには「自分の思考を紙に書き出す」といった行動が役に立ちます。
紙に書き出すことで思考が言語化されて「客観性」を持つことができるから。
まずは思いついたことをどんどん書き出し、伝えたい情報をマークするなりしてピックアップしていくことを著者はすすめていますね。
ブログに本の内容を書く前に、ノートに「本から得た情報」を一度書き出すといった作業を追加したんですけど、このおかげですいすいタイピングが進むようになりました。
限られた脳のキャパシティの中で必死に考えるよりのではなく、「紙」という外部デバイスを使ってみる!
『一番伝わる説明の順番』のまとめ
『人にわかりやすく説明する上で最も大切なこと』を伝授してくれるのが本書!
「それってどういうこと?」を連発され人に説明することにトラウマを覚えそうな人はぜひ本書を手に取ってみるべしっ!