*アフィリエイト広告を利用しています。
「プリズナートレーニングのプルアップって?」
「自重で背中を鍛えたい!」
「腕を大きくしたい…」
プリズナートレーニングとは監獄生活を生き抜くために考案された自重トレーニング。
多くのトレーニーが実践している人気の筋トレであり、日本ではシリーズとして計4冊が刊行されている。
プリズナートレーニングの根幹をなすのがビック6で、これは部位別に10段階の難易度で構成されたエクササイズであり、背中を鍛えるシリーズが「プルアップ」である。
そこで本記事ではプリズナートレーニングのプルアップについて解説していく。
段階的に背中を発達させることができるようになるので、ぜひ最後までチェックしてほしい。
元々はジムトレメインだったけど、今は家トレで己を強化中。プリズナートレーニングはスクワット・レッグレイズがSTEP10まで到達済み。自重トレはストラドルプランシェ・ヒューマンフラッグまではなんとか可能。
プルアップのメリット
背中を鍛えるにはベント・ローやラット・プル・ダウンなどあるが、プルアップ(懸垂)はそれらに劣らない。
通称「クイーン・オブ・エクササイズ」のプルアップのメリットは以下の通り。
- 腕も発達する:アームカールに負けない腕トレにもなる
- 多くの筋肉に刺激が入る:グリップによる指・前腕、姿勢保持による体幹の強化
- ケガしにくい:バーベルなどの外部からの負荷がなく、背骨を自然な形に保つ
プルアップの10ステップ
早速、プリズナートレーニングの「プルアップシリーズ」について解説していく。
プルアップを進めていく上で以下の点に注意していきたい。
- 可動域は肘が少し曲がってる状態から顎がバーを越えるまで
- 肩を引き下げたままキープする
- 1秒間静止する:2秒かけて上げて、1秒止め、2秒かけて下ろす
体感的にSTEP8から難易度ハネ上がる。片手懸垂なんか一向にできる気がしない…
STEP1:ヴァーチカル・プル
垂直な棒などを掴み、体を引きつける
- 初心者:10回・1セット
- 中級者:20回・2セット
- 上級者:40回・4セット
STEP2:ホリゾンタル・プル
腰の高さの棒などを潜り込んで握り、体を引きつける
- 初心者:10回・1セット
- 中級者:20回・2セット
- 上級者:30回・3セット
STEP2にしてこの上級者の目安がエグい難しい。正直、これより先の段階の方が簡単なので、飛ばすのもありかも。
STEP3:ジャックナイフ・プル
前方の机などに足を置いた状態でプルアップ
- 初心者:10回・1セット
- 中級者:15回・2セット
- 上級者:20回・3セット
STEP4:ハーフ・プルアップ
肘を曲げた状態からプルアップ
- 初心者:8回・1セット
- 中級者:11回・2セット
- 上級者:15回・2セット
こっからぶら下がる場所が必要。身近になければ、チンニングバーやぶら下がり健康器を買うのもいい。
STEP5:フル・プルアップ
全可動域でプルアップ
- 初心者:5回・1セット
- 中級者:8回・2セット
- 上級者:10回・2セット
STEP6:クローズ・プルアップ
両手幅を近づけた状態でプルアップ
- 初心者:5回・1セット
- 中級者:7回・2セット
- 上級者:9回・2セット
STEP7:アンイーブン・プルアップ
一方の手で他方の手首を掴んだ状態でプルアップ
- 初心者:5回・1セット
- 中級者:7回・2セット
- 上級者:9回・2セット
STEP8:ハーフ・ワンアーム・プルアップ
肘を曲げた状態から行う片手懸垂
- 初心者:4回・1セット
- 中級者:6回・2セット
- 上級者:8回・2セット
難易度めちゃ上がる。片手でぶら下がるだけでも難しい。
STEP9:アジステッド・ワンアーム・プルアップ
最初半分の可動域をタオルを握って行う片手懸垂
- 初心者:3回・1セット
- 中級者:5回・2セット
- 上級者:7回・2セット
STEP10:ワンアーム・プルアップ
全可動域で片手懸垂
- 初心者:1回・1セット
- 中級者:3回・2セット
- 上級者:6回・2セット
プリズナートレーニングの進め方
プリズナートレーニングには進め方が決まっており、以下の点を守って行うといい。
- 必ずSTEP1から開始する:最初から激しいトレーニングに体は適応できない
- 上級者の目安に到達したら次のSTEPへと進める:次のSTEPに体が適応する
- 最初の方のSTEPでウォーミングアップを行う:筋肉は温まると柔軟性が生じ、ケガしにくくなる
- フォームが崩れてきたらストップする:関節にストレスがかかり始める
- インターバルは十分に取る:次のセットに全力を出せるようしっかり休む
正直、STEP1を飛ばしてできるところからやりたいけど、本書的にはNG。
プリズナートレーニングを効果的にする方法
プリズナートレーニングを効果的に進めていく方法が本には示されており、いくつか抜粋したのでチェックしてほしい。
- トレーニングノートを記録する:前回のトレーニングの内容をしっかりと覚えていない
- 寝る時間を決め、睡眠時間を確保する:トレーニングをすると筋肉や関節がダメージを負う
- タバコと酒を控える:筋肉に酸素を送ることでハードにトレーニングすることができる
- 3食同じリズムで食事を摂る:いつ栄養が入ってくるか、体が理解するようになる
僕はiPhoneの「メモ」アプリでトレーニングノートをつけてる。以前使ってたけど「筋トレmemo」ってアプリもおすすめ。
ぶら下がる場所がない人は?
ジムに通っている人ならチンニングマシンやパワーラックを使うといい。
「懸垂のできる公園リスト」というサイトを使って、近場でぶら下がれる場所を探すのもOK。
自宅でやるとしたら、チンニングバーやぶら下がり健康器を購入する必要がある。
まとめ|プルアップで鬼の背中を手に入れる
本記事ではプリズナートレーニングのプルアップシリーズについて紹介した。
「クイーン・オブ・エクササイズ」とも呼ばれる懸垂は超優秀な自重種目。
片手懸垂は男のロマンや…
段階的に進めることで理想の背中へと近づいていくので、ぜひ本記事の内容を活かして頑張ってほしい。