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プリズナートレーニングって実際どうなん?
買ってみようか迷ってるんだけど…
自重トレの本ってあるの?
プリズナートレーニングとは監獄生活によって生み出された自重トレーニング。
「自重トレ」というニッチな領域の本であるにも関わらず、多くの人が手にしているまさに自重トレのバイブルとも言える本である。
そこで本記事では「プリズナートレーニングの感想」を中心にお伝えしていく。
実践してみた感想も多く含んでいるので、ぜひ最後までチェックしてほしい。
もともとジムトレをメインでやっていたけど、今は家でプリズナートレーニングを含めた自重トレを行っている。自重技としてはストラドル・プランシェやヒューマンフラッグは取得済み。
プリズナートレーニングとは?
元囚人のポール・ウエイドによる、自らの監獄生活から編み出した自重トレーニングを伝授してくれる一冊。
本書ではビッグ6という自重トレを解説しているが、これは部位別にトレーニングを分け、それぞれ10段階の難易度で構成されている。
- 胸・腕:プッシュアップ
- 下半身:スクワット
- 背中・腕:プルアップ
- 脊柱:ブリッジ
- 腹筋:レッグレイズ
- 肩:ハンドスタンド・プッシュアップ
ビッグ6を進めていくと最終的には片手腕立てや片手懸垂といった超人技へ挑戦していくこととなる。
プリズナートレーニングの感想
本書を読んでみたり、内容を実践してみた感想をお伝えしていく。
自重トレのやる気がめっちゃ出る
本書は自重トレの魅力をこれでもかってくらい熱弁している。
- 昔の男たちが強かったのは、自分の体重を使って鍛えていたから
- 見掛け倒しではなく、本物の強さを手に入れられるのは自重トレ
- 自重トレは筋肉だけでなく、腱・関節・神経系まで強化する
- 本来の体の構造に従って鍛える自重トレは、関節へのダメージが少ない
- ウエイトトレと違い、時間や場所を問わずに己を鍛えることができる
しかも面白い表現で。
読む度に自重トレのモチベが高まる、そんな魅力的な一冊となっている。
スクワット・レッグレイズは結構イケる
プリズナートレーニングはビッグ6という形で、6つの部位ごとにトレーニングが分けられているが、足トレのスクワット・腹筋トレのレッグレイズは比較的容易に最終ステップへ到達することができた。
逆に背中トレのプルアップや肩トレのハンドスタンド・プッシュアップは難しすぎて、全然進まない。
部位によって難易度が結構差があるなぁ、っていうのが正直な感想。
プルアップは場所を選ぶ
プリズナートレーニングは場所を選ばないことを魅力の一つとしているが、プルアップは別。
ぶら下がれる場所が必要となるが、もちろん普通の家にはないし、なかなか高鉄棒のある公園も見つからない。
海外だったらあちこちあるのかもしれないけど。
近場にぶら下がれる環境がなければ、ぶら下がり懸垂器やチンニングバーを用意しないといけないのが地味にイタい。
僕はたまたま職場にぶら下がれる場所があったからいいけど、まぁ珍しいと思う。
読み物として面白い
著者の言い回しがいちいち面白い。
筋肉とパワーを得るために、ジムに行ったり、通販商品を買ったりする必要はない。その生きた証拠がわたしだ。
豚のような体ではキャリステニクスはできないのだ。
肩の痛みと筋力トレーニングは、ハムと卵、アボットとコステロ(アメリカのお笑いコンビ)、愛と結婚のように相性がいい。
こんな感じで。
マジかって思うエピソードもたくさんあって、普通に読んでいて面白い。
- ジョー・ハーディゲンという71歳の終身刑囚は、片方の親指だけで腕立て伏せができた
- マイティ・アトムというストロングマンは、1928年にロープを引っ張って飛行機の離陸を止めた
- ユージン・サンドウという人物は、筋肉を収縮させるだけで体に巻いた鉄の鎖を引きちぎった
難易度エラー
ステップの序盤にも関わらず、「これ難易度ミスってるだろ」っていう種目がある。
それが背中トレのホリゾンタル・プルと肩トレのウォール・ハンドスタンド。
STEP2:ホリゾンタル・プル
ホリゾンタル・プルをクリアするには序盤であるにも関わらず、30回を3セット行う必要がある。
これがかなりキツい。
次のステップであるジャックナイフ・プルは20回を3セットできればOKだが、全然こっちの方が楽。
むしろ、これよりも遥か先の段階でである、STEP7のアンイーブン・プルアップよりも難しい。
STEP3:ウォール・ハンドスタンド
これも序盤であるにも関わらず、壁倒立を2分できなくてはいけない。
やってみるとわかるがこれがめっちゃムズい。
STEP3の難易度じゃないって。
次のSTEP4のハーフ・ハンドスタンド・プッシュアップの方が楽。
この2種目に関しては難易度設計ミスってるな、って思っちゃう。
まとめ|プリズナートレーニングで強さを手にいれろ
本記事では「プリズナートレーニングの感想」を紹介した。
途中難易度バグってるんじゃないか?と思いたくなるが、プリズナートレーニングは己を強くする優秀な自重トレーニング。
ぜひ、本書を手に取り、実践して、理想のボディに近づいてほしい。