10-FEETのライブに行ってみたいんだけど、どの曲を聴いたらいいか分からない
映画「THE FIRST SLAM DUNK」の影響もあり、さらに多くの人に認知された10-FEET。数多くのフェスに参加してはオーディエンスを虜にしており、日本でも最大規模のフェス「京都大作戦」を自身で手がけるという、圧倒的ライブモンスターバンド。「第ゼロ感」を目的に10-FEETのライブを見る人ももいるだろうが、他の有り余るほどの名曲を覚えずに参戦するのは非常にもったいない。ディズニーランドにいってビッグサンダーマウンテンにもスペースマウンテンにも乗らず、スプラッシュマウンテンだけに乗るようなもの。そこで本記事では「10-FEETのフェス定番曲」について紹介していく。
先輩に誘ってもらったロッキン2018をきっかけにフェスにどハマり。それ以降は頻繁にフェスやライブに参戦。10-FEETは「SWEET LOVE SHOWER」や「VIVA LA ROCK」などで参戦ずみ。
自身のライブ経験に合わせて直近のセトリをもとに選曲しているので、聴き込むことでテンフィのライブを楽しめるようになるので、ぜひ最後まで読んでいって欲しい。実際のライブ映像でよりリアルな予習をしたい方は、ライブ映像もぜひチェックしてみてほしい。
10-FEETってどんなバンド?
まず最初に10-FEETについて、僕なりに簡単ではあるが紹介していく。
10-FEET|届きそうで届かない距離
ロックバンドのバンド名はかっこいい系から謎系まで幅広く、その数だけバンド名の由来も存在する。もともとは「1000-FEET」だったが、読みにくかったことから今の「10-FEET」に変更。変わって良かった。FEETとは長さの単位であり、10-FEETは約3メートルぐらいの長さにあたる。それはバスケットゴールの高さと同じくらいの距離であり、「届きそうで届かない距離」という意味を持ち合わせており、ビッグな存在だけど多くの歌詞に共感できることをしっかり表せていると思う。
京都大作戦|夏の特大ロックフェス
テンフィが主催する関西のビッグフェスが「京都大作戦」であり、アーティスト主催のフェスとは思えないほどの規模を誇る。年々規模も大きくなってきており、今では4日間開催となっている。多くのロックバンドが参加を憧れており、メインステージである「源氏の舞台」へ初めて立った時には、アツいMCが放たれることも頻繁。梅雨の時期ということもあって、台風や大雨の影響もあり、中止となってしまうことも何回かあった様子。
SLUM DANK|「第ゼロ感」が大ヒット
昔の作品であるにも関わらず、圧倒的な人気を誇る普及の名作漫画、それが「SLUM DANK」。過去にアニメ放送されていたが、原作の途中で放送が終了したまま長い年月が経ったが、ついに映画化されるということで大きな反響を生んだ。その名作バスケ作品の主題歌として相棒を組んだのがこのテンフィで、楽曲の「第ゼロ感」は大ヒットし、多くのロックファン以外にも認知されるようになった。これを機に、ライブバンドとしてのテンフィも知る人が爆増してくれたらいいなと思ってる。
10-FEETのライブ定番曲
ほとんどのフェスで演奏する曲がこちら。
※演奏率:★★★=ほぼ毎回演奏、★★=よく演奏される、★=時々
RIVER
演奏率:★★★
テンフィの初期曲であり代表曲。歌詞の途中にある<♪枯れるまで流れゆく河>という箇所は、そのライブしている土地の代表的な川の名前に置き換えられる。テンフィといえばメッセージ性の強い歌詞が特徴で、多くの人の共感を作り出す。ビバラ2018でこの曲が流れた時に、隣のいい歳したおじさんが第号泣していたのが印象的。
大作戦のRIVERで仲間とワイワイする時間が人生で一番楽しい時間かもしれん。
その向こうへ
演奏率:★★★
2013年のシングルであり、京都の盟友ROTTENGRAFFTYもカバーしている曲。ライブでも共演することがあり、その時の盛り上がりは尋常じゃない。テンフィは普段穏やかな感じだけど、この曲の前に入るMCは基本的にアツい。
行こう、言葉にしろ、行動しろ、暴れろ、叫べ、飛べ。本音は後から追いつくんでもいい。とりあえず叫んでみ。お前の言葉や行動が運命を変えていくってことを!忘れないでくれ!
RUSH BALL 2015のライブにて
泣いちゃうくらい好き。一番つらかった時に救われた曲。
ヒトリセカイ
演奏率:★★★
16枚目のシングルであり、ドラマ「バイプレイヤーズ」の主題歌に抜擢されている。僕の嫁はこの曲を「魂の歌」と表現しており、間奏のシャウトやサビのロングトーンがそう感じさせるんだと思う。サビは「余白」を感じさせる歌詞であり、聞き手によって解釈の幅が広いのもこの曲の良さの一つ。同シングルに入っている「火とリズム」もバチくそかっこいいので、ぜひ合わせて聴いてみてほしい。
こんなに真っ直ぐ刺さってきた曲は初めてでした。
ハローフィクサー
演奏率:★★★
オシャな曲なのかな?、と思いきや急激に変わるイントロが特徴的。サビでまたおとなしめの曲調になるのがまた良い。これもライブ化けがエグい。
この曲の何が凄いってLIVEで化けまくった曲。
第ゼロ感
演奏率:★★★
最新曲でありめっちゃバズってるので、この曲をきっかけにテンフィを知った人も多いんじゃないだろうか。映画「THE FIRST SLAM DANK」にタイアップされていて、この曲が劇中で使用される瞬間はまさに鳥肌そのもの。この曲をきっかけに初めてMステ・紅白に出演している。個人的に2番のサビの後で終わりかと思いきや、ラスサビに入るのがめちゃくちゃ好き。
この曲が…..オレを甦らせる。何度でもよ。
VIBES BY VIBES
演奏率:★★☆
テンフィらしい泥臭い歌詞が魅力的すぎ。<♪溜め込む性格も傷つきやすい性格も 相手の気持ちが解るからやんか 恥ずべきことやあれへん>ティーンエイジャーにモロ刺さりそうな歌詞を、渋いオジサンたちが方言隠さずストレートに歌うのが良い。同じスリーピースバンドである「WANIMA」もカバーしており、イントロとアウトロにオリジナルの歌詞が追加されているのでぜひ聴いてみてほしい。
ガチでこの曲の疾走感たまらんわ。
goes on
演奏率:★★☆
コロナ前であれば、あちこちでサークルができて肩組んで跳びまくってるのが、当たり前の光景だった。「Zepp」など、柵が多くてサークルができにくいライブハウスでも、この曲だと円が生まれる。全く知らない人とすぐに仲良くなれる曲。この曲でのファンの一体感は素晴らしく、TAKUMA氏のタイトルコールとほぼ同時に、サークルが完成される。
ライブの1曲目にくるgoes onが一番好きぶっ飛びそうなる。
蜃気楼
演奏率:★☆☆
シングルでもなく、MVもないにも関わらず、ファンの間で大人気なのがこの「蜃気楼」。なんだか「儚さ」を感じるようなメロディーと歌詞が、多くの人の共感をかっさらってるんだと思う。較的大人しめのサウンドにも関わらず多くのダイバーが出現し、テンフィの凄さを実感する。
蜃気楼はなぜか始まりから鳥肌立っちゃうんだよね。
helm’N bass
演奏率:★★☆
2024年7月3日にリリースされた10-FEETの21枚目のシングル曲。イントロとアウトロにレゲエアレンジを取り入れ、8ビートを基調とした10-FEETらしいミクスチャーロックサウンドが特徴。
なんかスルメ的に、聴けば聴くほど旨味が出て来て良い!
2%
演奏率:★☆☆
「蜃気楼」「風」と同じで、シングルじゃないけど超有名曲。<♪弱い人間だから分かるんじゃあ>と、弱味も個性の一つとして受け入れていい、と教えてくれる曲。MVは時代劇風になっており、和の装束とROCKがマッチしてかっちょいい。ライブではアウトロに歌詞が追加されて歌われる(湘南乃風がカバーしてる時に使われている歌詞)。
笑う時は子供のまま!!素敵すぎる歌詞!
10-FEETの定番曲をもっと楽しむ3つの方法
本記事では10-FEETのフェス定番曲を紹介した。最後に定番曲をさらに満喫できるおすすめのサービスを3つご紹介する。気になるものがあればぜひチェックしてみてほしい。
1. いつでもどこでも聴くなら【Amazon Music Unlimited】
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