周りの友達も結構運動を始めたな。なんでわざわざ汗なんかかきに行くんやろ!?
運動には莫大なメリットがあるからや。とりあえずこれ読んでみ
運動に興味があって始めてみたいけど中々腰が重い人にオススメなのが『スタンフォード式人生を変える運動の科学』です!
健康心理学者であるケリー・マクゴニガル大先生による『身体を動かすことがどれほどの恩恵を及ぼすか』を教えてくれる一冊となっております!
そんな本書における個人的によかった名言は以下の通り。
- 名言❶:体を動かすことは、生きることそのものだったのだ
- 名言❷:音楽が私たちを動かすパワーは、まるで魔法のように奇跡を起こす
- 名言❸:驚き、畏怖、好奇心、希望など、私たちが自然のなかで過ごすときに湧いてくる感情は、心配や注意散漫、気分の落ち込みなどに対する天然の解毒剤なのだ
それぞれ順番に深掘りしていきます!では行きますかっ!
走ることで喜びを感じる
体を動かすことは、生きることそのものだったのだ
『はじめに』より
走ることで喜びを感じるって話!
ややきつい運動を20分程度行うことで「内因性カンナビノイド」という幸福物質が分泌されますがこれこそランナーズハイの正体ともいえるもの。
ランナーズハイはそもそも人類が狩猟採取の時代で生き残るために備わった機能ともいえます。
「獲物が取れないかもしれない」といった不安やストレスに打ち勝つためには、狩猟中にも多幸感や高揚感を感じるランナーズハイが必要ってこと。
僕も一時期毎日ランニングしてたときあったんですけど、走ってるとなんとも言えない爽快感を感じてたんですよね。
最近は走るのやめちゃったんですが、また再開してみようかなと思いました。
幸福感を感じるために走り続ける!
音楽がパフォーマンスを高める
音楽が私たちを動かすパワーは、まるで魔法のように奇跡を起こす
『第4章』より
音楽がパフォーマンスを高めるって話!
音楽によって脳が刺激を受けることでアドレナリン・ドーパミン・エンドルフィンといった伝達物質が分泌されると音楽学者は言うそうです。
実際、多くのアスリートが音楽のパワーによって好成績を残したりしてます。
また、パーキンソン病の人に音楽を用いることで動作が改善したりもするとか。
「ミラーニューロン系」という脳の箇所が活性化することで他者への感情反応が惹起され、パーキンソン病による障害を打破するというわけですね。
僕も音楽に助けられた時があって、それは湘南マラソンを走ってた時でした。
残り1km地点で「もう足がでない〜」ってくらい疲弊してた時、大好きなロックバンドのキラーチューンを爆音でかけたら、むしろピッチを上げて完走できたんですよね。
大好きなバンドマンがよく「音楽は合法ドラッグ」っていうんですがまさにその通りだなって感じましたよ。
自然の中で体を動かす
驚き、畏怖、好奇心、希望など、私たちが自然のなかで過ごすときに湧いてくる感情は、心配や注意散漫、気分の落ち込みなどに対する天然の解毒剤なのだ
『第6章』より
自然の中で体を動かせって話!
人間の脳にはDMNといった機能があって、これはいわゆる「脳のノイズ」みたいなもの。
ヒトはネガティブな思考をしやすいクセがあって、DMNによってネガティブが助長されてしまうから、DMNとなる時間を減らすことがカギ。
DMNを減らすには「瞑想」といった手段もあるけど「グリーン・エクササイズ」にも期待できると本書はいいます。
「グリーン・エクササイズ」ってのは簡単にいうと「自然の中で身体を動かすこと」で公園で体操をしたりとか川沿いをランニングするのもその一種。
そもそも人間には自然を渇望する「バイオフィリア」っていう性質が備わってるみたいです。
僕も一度ハワイの海沿いを早朝ランニングしたことあるんですが、あの時の開放感や高揚感といったら何ものにも変えがたい感覚でしたね。
マッチョがジムに来ると気分が奮い立つように、自然の中で身体を動かすことで高揚感を感じることができる!
『スタンフォード式人生を変える運動の科学』のまとめ
『身体を動かすことがどれほどの恩恵を及ぼすか』を教えてくれる一冊となっております!
運動に興味があって始めてみたいけど中々腰が重い人はぜひ本書を手に取ってみるべしっ!